英雄伝説6・3rd

英雄伝説6 : キャラクター総合


■こちらは英雄伝説6FC&SC&3rdのキャラクターを総合したの紹介コーナーです。
FCからのは「この色」。
SCで追加された事実は「この色」。
3rdで追加された事実は「この色」で追記致します。

なお、ネタバレ要素を含みます。




【空の軌跡3rd・TOP】 【遊撃士】 【身喰らう蛇】 【星杯騎士団】 【全キャラクター】
■カシウス・ブライト  (45)
 大陸に名を馳せる英雄であり、大陸に4人しかいないという《剣聖》を名乗る者。また、ブレイサーとしても名高いおじ様。エステルのパパで、冗談も通じる気さくな人。他人を惹く魅力を持つ素敵な殿方。
 男手一つで子供を養ってきた。しかし娘さんの性格はいまは亡き妻とも似ておらず、誰に似たのか謎である。エステルいわく、不良中年。

 非公式のSランクには、劇中5年前の「カルバードでの事件」を解決した事で受けたとの事。その時の件でジンさんは借りを作った、と言っていたようだ。
 なお、劇中では帝国での「猟兵団」がらみの事件を解決していた模様。帰ってきたらクーデターになってたので、グランセル地下遺跡区画に直行した、という事らしい。

 また、SCでは混乱の極みにあった軍部を建て直すため、一時的に軍に復帰。その手腕を振るい、遊撃士との連携にも大きく幅を利かせる。
 どの場面でも先手先手を打つお手並みは相変わらずで、最終的にはオイシイ場面も逃す事が無い。

 3rdでは准将という立場を捨てる事ができずに、そのまま軍に残って建て直しを続けている模様。また、《影の国》の守護者として移し身が登場し、ケビン達と戦うが、もうすでに棒術とは思えない戦闘能力を有していた。
 彼の『理』に到達した戦いの型は、無にして螺旋───。天才のレンにすら動きを読み取る事はできなかった。

 20年前に士官学校で特別講師として招かれたユン・カーファイにこってり絞られ、以後は師弟関係のような間柄なのだとか。時折、手紙を貰っているそうだ。
関係者: エステルヨシュアレナシェラザードアガットリシャールアリシアモルガンシードダン
アネラスユン
↑UP


■カノーネ・アマルティア大尉 (27)
 リシャール大佐の腰巾着。大佐を心酔する通称”キツネ女”。毎度毎度、大佐のために動くが、毎度毎度いいトコなしで退場する人。しかも最後は皆にほっておかれて、あまりにミジメ。
 ユリア中尉と学生時代から張り合って、文のカノーネ、武のユリアと張り合っていたらしい。階級では勝ってるけど人としては…。これ以上はとても言えません…。

 こう見えて根は純情な方らしく。ジンさんにからかわれた時も、ちょっと言われてそそくさと退場していった。思ったよりかわいいのかも。

 リシャールを心酔するあまり、情報部残党を使って王都を襲撃した。しかしエステル達に阻まれ目的を果たせなかった。
 しかしあの狭いリベールで、王国軍、遊撃士が指名手配している情報部残党を一人でまとめ上げ、一切の不備なく戦力温存した手並みはたいしたものである。さすがは元王国軍きっての知略家というべきか。

 3rdでは退役し、リシャールの立ち上げた情報会社「R&Aリサーチ」に籍を置いている。
関係者:  リシャールユリア
↑UP


■カリン・アストレイ
 10年前にとある事情で命を落したヨシュアの姉。優しく穏やかで、ハーモニカを吹くのが得意だったようだ。

 ワイスマンの画策した筋書きにより、エレボニア帝国の主戦派が起した戦争口実により村が襲われ、その犠牲となった。
関係者:  ヨシュアレオンハルト
↑UP


■カリン
 清楚でおしとやか、その微笑に歩く男は皆振り返る。どんな服でも着こなすその可憐さ。この夏とっておきの美少女おとどけ!
 胸がない部分もその筋の層に大ブレイク。様々な国からオファーが届いているとの噂が…。

 エステル達がグランセル城でアリシア女王に会うため、メイドに化けたときに使った偽名。ヨシュアはそのままお姉さんの名前を拝借したらしい。
関係者:  レナ
↑UP


■カルナ
 ルーアン支部の遊撃士ではあるが、クルツの選抜チームで行動をする事が多い姉御肌のお姉さん。
 導力銃とアーツをあわせて使う後方支援型の遊撃士で、戦力はかなり高い。しかしFC劇中では、重要な護衛を失敗していた。まあ確かに遠距離戦主体の人なのだから仕方ないかも。

 また、グランセルでの武術大会でも出場。女王誕生祭では、アネラスとシェラ姐にススメられて、柄に似合わず貴金属を選ばされていた。
 FCにおいてエステル達がルーアンに来る前、不良グループ《レイヴン》の3人をこらしめたらしい。カルナさん自身は語ってないが、あの3バカが最初に会ったときに言っていた。

 SCでは、エステル&アネラスの訓練に参加し、芝居を打って戦う場面もあった。彼女達を「仔猫」と称して遊んでいた模様。
 その後はクルツ達の遊撃士チームとして、《身喰らう蛇》の調査をしていたが、敵の術中にはまり、操られてエステル達と戦う場面も。「ジェニス学園での事件」でエステル達と協力し、事件解決へと導いた。
関係者:  アネラスグラッツクルツロッコレイスディン
↑UP


■カレル
 カルバードに住む少年。母の行商で一緒にロレントに来た。口が悪く、ぶっきらぼうなところがあり、エステルに怒りを買っていた。(エステルも子供相手に大人気ない)
 ここで手に入れた「クオーツの欠片」に興味を持ち、オーバルアーツの世界へと進んでいくきっかけを得る。
 英雄伝説6以降の作品で彼が立派に技師となっている姿が見れるのだろうか?
↑UP


■カンパネルラ
 《身喰らう蛇》の執行者 bO 《道化師》 カンパネルラ。

 ワイスマンが実行する『福音計画』の見届け役として派遣された少年。神出鬼没で、傍観者の姿勢を崩さず、相手を煙に巻く事が多い。
 炎の幻術を使うが、彼いわく「ルシオラには及ばない」との事。強さ的にはヨシュアと同等だと言われている。
 結局は傍観者の立場を崩すことなく、ワイスマン一派の野望が潰えたのを見届けると、彼が持っていた杖を持って去っていった。

 3rdでは、回収したワイスマンの杖に宿る《輝く環》を盟主に献上した。最初から、ワイスマンがどうなろうと、その行動こそ彼の目的だったようでもある。

 そういった悪党的な面を見せてはいたが、ミニゲーム『軌跡でポン』では、小学生のような服を着て登場してもいた。

 補足だが、SC後半ジェニス学園襲撃事件にて、ギルバートのおしおきに使った炎の幻術「炎の舌(フレイムタン)」は、ルシオラが使うのと同じ攻性幻術の一つだとの事。
関係者:  ヴァルターブルブランルシオラレオンハルトレンワイスマンギルバート
↑UP


■キディ
 王都グランセルの《エーデル百貨店》にて紅茶販売の売り子をしている娘。双子の妹と共に生鮮売り場を任されているが、主に接客するのは彼女。(これは店長のエーデルさんが決めているらしい)
 訪れるごとに紅茶のおいしい淹れ方を教えてくれる。

 SCでは自分の店を持ちたいという夢のために、ボースへと修行に行くことにしたが、乗った定期飛行船でたまたまブルーム婆さんと出会い、話が弾んだところで、たまたま起こった《身喰らう蛇》の作戦により、しばらくロレントに滞在する事になる。
 で、ブルーム婆さんの懇意により家に厄介になるのだが、たまたまそこが商店であったために、勉強も兼ねて手伝いをする事になる。

 また、濃霧騒動以後もしばらく勉強のために居候を続ける事になるが、彼女自身もリノン総合商店が気に入っており居心地がよいとの事。物語の終盤では、すでに家族同然とまで言われており、たまたまロレントで行っていた結婚式でウェディングブーケをGetしているあたり、運命とは恐ろしいと感じざるを得ない。

 ただ、彼女自身は家族同然の付き合いとはいえ、……肝心のリノンに対しての言葉がないため、まだゴールとはいえない部分で踏みとどまっている。(時間の問題だろうけど…)
関係者:  ミディブルームリノン
↑UP


■キール・カプア(23)
 元貴族カプア家にして、空族《カプア一家》の一人。3人兄妹の次男で、一家の中核として指揮をしている。
 性格は一家の中では冷静沈着な人。賊のわりに人命も気にかける部分もあり、根っからの悪党ではない。
 爆弾や煙幕を使った攻撃を得意とする。兄妹の中では唯一接近戦をする人。会話では「空の女神」に感謝したり、祈るようなセリフが目立つ。

 SCではヨシュアと共闘し、《身喰らう蛇》と戦う。あまり生への執着が感じられないヨシュアを見て、未来絵図について語り、仲間に誘うなど遠まわしに優しい面もある。(もちろん、仕事にも役立つと思って誘ったのだと思われるが)
 また、妹のジョゼットが大切なのは変わらず、敵戦艦に捕らわれた際には、助けに来たジョゼットを叱る場面もあった。《輝く環》による事件解決後、運送業を始めた模様。

 「カプア特急便」の副社長としてあらゆる面をサポートしている。相変わらず兄妹思いで、喧嘩の仲裁を買って出たりもする。
関係者:  ドルンジョゼットヨシュア
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■ギルバート・スタイン
 脱獄して《身喰らう蛇》に身を投じたギルバート。エステルいわく、エリートくずれ。肩書きは第38強化猟兵部隊中隊長。  元ダルモア市長の秘書で、ジェニス王立学園のOB。FC劇中では、学園祭にも顔を出している。
 有能だが、突飛な事態に対処できずに慌てることがある。また、市長宅のメイドさんによると、本人は気づいてないが、チンピラにつけこまれやすい性格らしい。

 学歴があるせいか、なぜか中隊長クラスの指揮権を持っており、行く先々でちょろい事件を起しては「おしおき」される。そういう悪事も役柄も向いてない、と言われていた。
 また、カンパネルラのお気に入りでもあり、おもちゃにされている事にさえ気が付いていない。また、自身を「新ギルバート」と称した事もあるが、それは生まれ変わった事を証明するために言っただけで、常にそう名乗っているわけではない。


 3rdでもまた懲りずに登場し、凄まじいまでの小物ぶりを見せ付けてくれた。リースいわく、『勢い込んで空回りした挙句、勝手に自滅するタイプ、しかも懲りない』との事。
 また、ケビンには『たくさんある《蛇》の先っちょ』くらいの小悪党と解説されていたし、本人も気にしていた。戦闘での解説には、成長度bPを自称しているとか。

 今回初めてフルネームが明かされて、深みを増した? ついでに言うと、ナゼか著書まであるようで、その名も『肉体改造論』。みんな辟易していた。

 ラストでは、最終決戦に挑むケビン達に協力する形で、自身の人形兵器「G−アパッシュ」で敵の追撃を引き付けた。結局はギャグのように退場していったが、その操縦技術はジョゼットのお墨付きである。……とにかく、悪運だけは誰よりも強い。
関係者:  カンパネルラダルモア
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■キリカ・ロウラン
 ツァイス支部の受付。カルバード共和国の出身で、ジンとは知り合い。
 エステル達の行動の先の先を常に予測し動いている。その雰囲気は達人を思わせる。
 武術《泰斗流》を受け継ぐ武闘家「リュウガ」の娘で、父の死を境に諸国を巡り、2年前からツァイスの受付として落ち着いた、との事。《身喰らう蛇》のヴァルターとは昔、恋仲だったらしい。
 彼女自身も恐ろしい程の実力者で、エステル達が苦労した異次元回廊をたった一人で制覇してしまうほど。武器は「偃月輪(えんげつりん)」。

 3rdでは、カルバードに発足する情報部《ロックスミス機関》の室長として招かれ、それに答えた事で遊撃士教会を辞する事になる。

 また、《影の国》の守護者として、移し身という立場で登場し、ケビン達の前に立ちふさがる。同門のジンさんいわく、得物を使わせれば門下一の天才ヴァルターをも凌ぐ実力者で、「飛燕紅児」と呼ばれていたそうな。
関係者:  ヴァルタージンエルザ
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■グスタフ整備長
 工房都市ツァイスにて、飛行船の整備をしている技師長。職人気質で仕事には厳しいが、人当たりがよく、エステル達の行動に色々と手を貸してくれた。
 ツァイスのためなら軍人も帝国も怖くない、といった強気な性格。
 今回は新型エンジンをアルセイユに換装するために、色々と動き回っていた。しかしエステル達とあまり会う機会はなかった。
 3rdでは、エリカと共に湖底に沈んだリベル=アークの残骸回収を行っていた。彼女の事を昔から知っているため、「エリカ坊」と呼んでいる。彼女にはもう子供じゃないのでやめてくれ、と言われたが、慣れ親しんだ呼び方なので変えられない、とつっぱねた。今度、酒を飲みに行くとか。
 ちなみにティータの事も「ティータ坊」と呼んでいる。
関係者:  エリカ
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■クライゼン
 ルーアンの飛行船技師。最新飛行船アルセイユの新型エンジン開発にツァイスからスカウトがかかっていた。本人は行きたそうだが、肉親であるトットがまだ幼く、一人にはできないため、それを断った。

 SCではリベールの危機に直面したことで、力を貸す形でアルセイユに同乗。その手腕を振るった。
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■クラウス市長
 ロレントの市長さん。のどかなロレントという町を好み、産業よりも環境を大切にした町作りを目指している。他人に対して、少々警戒心が足りないところもあるが、それはロレントという場所らしさを表しているのかもしれない。
 しかし、時間には厳しい人なようで、分けるところはちゃんと分けている。
 こうみえても市長なので、リベール王国会議にも出席している。

 釣り好きで、グランセルに来たときは釣公師団にちょくちょく顔を出していた。ヴァレリア湖で釣りがしたい、との事。

 SCでは不戦協定の調印式に参加するつもりだったが、ロレントに起った怪異のために断念する場面もみられた。3rdでは、虫取りに出掛けるエステルを見送るだけのチョイ役。
↑UP


■グラッツ
 FCでは「運送の護衛」の仕事を主にしている時にエステル達に出会う。その後開かれた武術大会では突撃隊長として活躍いた。
 性格はあんがい穏やかで、頼りがいのあるお兄さん、といったところ。

 剣士を主体とする技の使い手で、一撃必殺剣「グラッツスペシャル」、範囲攻撃「旋風剣」などの技を使う。ジンさんとの対戦前に手合わせする事に燃えていたが、身の程を叩き込まれた模様。

 SCでは、エステル&アネラスが修行するル=ロックルの訓練場で芝居を打ち、敵役を買って出た。
 その後はクルツ達の遊撃士チームに加わり、《身喰らう蛇》の調査をしていたが、敵の術中にはまり、操られてエステル達と戦う場面もある。彼自身も成長しているようで、様々な技を使いこなしていた。
 「ジェニス学園での事件」でエステル達と協力し、事件解決へと導く。

 3rdでは、影世界での敵として登場したが、それ以外にもマノリア村のバザーを手伝うために登場していた。テレサ院長のお祝いに、なぜか出席しているあたりはちゃっかり者。
 SCに比べ、地が出ていたのか、言葉使いが普通の若者になっていた。
関係者:  アネラスクルツカルナ
↑UP


■クラム
 ルーアンにあるマーシア孤児院に住む子供。見たとおり帽子がトレードマーク。
 いたずら好きで、無鉄砲。劇中ではエステルの遊撃士バッチを盗んで怒られていた。素直じゃないところがあるが、悪い事にはちゃんと謝るいい子。
 テレサ院長が大好きで、孤児院の事故後はちょっと成長したらしい。

 やはり男の子らしく、戦士や活劇に興味がある模様。対照的なマリィとはコンビのようにボケツッコミをしている様なやりとりが相変わらず面白い。

 どうやら「お兄ちゃん」に憧れがある模様。エステルよりも身近なヨシュアに頑張っている姿を見てもらいたい、と精を出していたように見える。

 3rdでは、過去エピソードで登場し、そのたびに元気でやんちゃな、いつも通りの彼を見せてくれた。マリィがはぐれてしまった時も一番に心配していたようである。がんばれ、男の子。

 また、これは想像の域なのだが、この子のちょっと大きめの帽子は、テレサ院長の亡くなった夫、ジョセフ氏のものではないかと推測される。なんらかの経緯で貰った。大きめなのは大人用だから。そう考えればスッキリする。
関係者:  テレサ院長マリィポーリィダニエル
↑UP


■クルーセ
 ロレントに住む将来リベール通信の記者志望の女の子。ちょっとおませな子だけど、とても的を得た見方をしており、将来有望そうな予感。
 自称エステルとヨシュアのファンだが、どこまで本気でどこまで商売っ気なのか聞くのが怖い気もする…。
 カシウスを「独特のダンディズムがにくいのよ」などと称していた。侮れない。
 SCもロレントを訪れるごとに、かなり鋭いツッコミを入れてエステルを困らせていた。
↑UP


■クルツ・ナルダン SC当時(29)
 A級遊撃士で、実質はリベール王国でカシウスに続くbQの実力者。遊撃士としてもリーダー的な存在として行動している。劇中では、グラッツらを率いて《身喰らう蛇》についての調査を行っていた。
 しかし、なにかと不覚を取るシーンが多く、活躍というイメージには程遠い。基本的に脇役。泥舟騒動といえば、SC一番の笑いどころでもある。

 彼の使う「方術」は、カルバード出身の祖父から学んだもの。祖父がリベールへと移住した事で、彼も家族と共にやってきたらしい。

 3rdでは思い切りリストラを食らった彼だが、シェラザードの過去エピソードで登場。先輩遊撃士として、彼女に心得を諭す。山場での活躍で汚名返上したかのようではあったが、そこしか出番がない事を考えれば悲しいものである。(一応は他にもあるが、…敵だし)

 彼の登場は、まさしく一発だけの花火のようであった。もう、思い残す事はない。(思い出す事もない)
関係者:  アネラスグラッツカルナシェラザードグンドルフ
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■クローゼ・リンツ(17)  七耀暦1186年10月11日
 本名 クローディア・フォン・アウスレーゼ

 ジェニス王立学園の生徒として暮らす、リベール王家の姫。頭脳明晰で、優しく清楚な少女。ルーアンでの事件をきっかけにエステル達と出会い、その後起る数々の事件を共に解決していく。
 彼女の本名は通常は名乗る事がないが、必死で隠しているわけでもなく、王国に関わる用件がある場合は進んで明かしている。本名で生活しない理由は、無用な差別意識を生まない事らしい。
(王家の者とわかって生活するのと、一般人として生活するのでは、扱われ方が変わってしまうので。また、犯罪に出会う確率も当然減る)

 彼女の剣技はカシウスに習ったもので、自らのために剣を振う事を禁じられている。今回も相棒のハヤブサ・ジークとの連携は健在。劇中ではどういうわけか猫の心境まで感じ取って会話していた。さすが次期女王といったところか。

 【百日戦役】の頃、マーシア孤児院で保護されて愛情を注がれた事から、今も孤児院を慕い通っているものの、SCの事件においてはゆっくりとする時間もなかった。
 また、彼女の焼いたアップルパイは絶品らしく、お菓子作り全般が得意なようだ。

 SCでの彼女は、次期女王としてアリシア女王から期待をかけられているという部分に強く悩んでいた。《輝く環》による事件解決後は、王太女(次期女王が確定した立場)として日々を過ごしているようだ。

 3rdで明かされた過去エピソードでは、マーシア孤児院を再訪したのはFCの1年ほど前で、その頃の彼女は肩肘を張りすぎた状態だった。それを友達や、先輩であるレクターに励まされる形で、いまの彼女になったのだという事。

 しかし劇中では、逆に固くなってしまったかのように、同年代の女の子達と話す場面がほとんどない。少しヨシュア達と居たくらいで、あとは終始、調べものをしていたり、ユリアと共に居たりする程度。アネラス、シェラザードどころか、エステル、ティータでさえ共に居た事がなかった。(SCではティータと共に居る事が多かったのだが…)印象が薄いのはそのせい。仲が悪いわけではないのだろうが、仕事ばかりしていた感がある。

 また、唯一、接していたのはジョゼットで、劇中で1度と、エンディングで仲良くしようと言っていた。……ジョゼットも言っていたが、どうも根を詰めすぎているようである。
関係者: アリシアユリアジークデュナンテレサジルハンスレクターエステルヨシュアセレスト
ユーディスジョゼット
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■グンドルフ
 ツァイスの正遊撃士。口ぶりからすると、ツァイス支部のまとめ役らしく、新人ウォンにも頼りにされていた。軍から直々に呼び出しがあるなど、結構な実力者らしい。しかも専用グラフィックだ。
 アガットと古くからの友人で信頼しており、彼の無茶な行動に色々と気をもんでいる。アガットが請け負えない細々した仕事は自分が請け負うと語っている。また、彼が寝込んでいた時には随分心配していた。

 SCでも相変わらず軍部と連携した仕事が多い様子。リベールでの大異変時には各施設の見回りをしていた。

 3rdでは、シェラザードの過去エピソードで登場。クルツと共にリベールに入り込んだ猟兵団の一掃作戦を行っていた。その時登場した彼を見ると、珍しい斧使いだという事が判明。
関係者:  クルツ
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■ケビン・グラハム (22)
 「星杯騎士団」所属の第5位を冠する騎士。《外法狩り》と呼ばれている人物。性格が軽く、初対面の人とも友人のように付き合える。(この《外法狩り》という渾名は自分で命名)
 七耀教会の人間という面もあるためか、誰にも疑いを持たれずに、溶け込むように仲間になっていた。軽口はきくものの、その行動と言動は信頼に値するものだと思わせる人。

 物語冒頭では、様子がおかしいエステルを気にかけていたようで、軽い性格を生かしナンパにみせかけ、元気つけようという思いやりを見せていた。(これは演技ではなかったようである)

 ただ、全編を通してエステルの事を気にはかけていたようで、好きだ、というのもまんざらウソでもなかったようだ。ヨシュアが本当にいなければ、アタックしていたかもしれない。
 しかし、3rdで彼が語るところをみると、それはやはりフリだけで、実際にはエステルという駒に近寄る事で、自らの使命を果たそうとしていたからだそうだ。グロリアスに連れ去られた彼女も、利用したとの事。
 SCで取った行動の多くは使命達成の一環。すべての友好姿勢までが嘘ではないのだが、劇中での彼は、リースいわく”誰にも心を開いていない”と言われていた。(心を開いてはいないが、友好まで嘘なわけではなく、ヨシュアの《痕》を消すための手伝いもした)


 各地、各都市を訪れ、女神の教えを説く巡回神父として行動しているが、実際の任務は「ワイスマン」の処分にあった。エステル達にやぶれ、逃げ出そうとする彼を「塩の杭」という呪具によってトドメを刺す。

 そういった重要任務はあれど、ちゃんと表向きの仕事である巡回神父という面でも仕事もこなしており、マノリア村では授業?をする場面も。
 ちなみに、人気スニーカー「ストレガー」の大ファン。(これも本当かどうか……)

 3rdでは主役として登場し《影の国》に引き込まれる。その過程で徐々に過去が明かされ、幼い頃アルジェント姉妹に拾われ、福音施設に入った事、星杯騎士となった事、《聖痕》が顕れ、《守護騎士》に任命された事が語られている。

 自身の心に宿る《聖痕》の邪な心により起された今回の騒動は、彼の心に宿った希望という変革により幕を閉じる。これまでの自責の念は解消された模様。
関係者:  ルフィナリースアインエステル
↑UP


■コリンズ学園長
 ジェニス王立学園の学園長。賢人とも称され、王国会議にも参加している凄い人。口ぶりからすると、クローディア姫の内情もご存知らしい。

 かなり出番がなく、ジェニス学園での事件に顔を覗かせる程度。とりあえず寿命が尽きなくてよかった。
↑UP




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