英雄伝説6・3rd

英雄伝説6 : キャラクター総合


■こちらは英雄伝説6FC&SC&3rdのキャラクターを総合したの紹介コーナーです。
FCからのは「この色」。
SCで追加された事実は「この色」。
3rdで追加された事実は「この色」で追記致します。

なお、ネタバレ要素を含みます。




【空の軌跡3rd・TOP】 【遊撃士】 【身喰らう蛇】 【星杯騎士団】 【全キャラクター】
■ハル
 小説『賭博師ジャック』と「太陽の扉4」のカジノで登場する娘。年齢は15〜6歳。3rd劇中では”東方人街”の酒場でウエイトレスをやっている。得物は導力銃で、スカートの中に隠している。(共和国の最新式だとか)

 裏世界でその名を轟かしたギャンブラー『キング』の娘でその腕はジャックに迫る勢いを持つ。7年前に行われたキングとジャックの勝負に父が負けた事で殺されてしまい、間接的に殺す要因となったジャックに復讐するためにやってきた。
 裏社会の覇権いのためのカード勝負で、ジャックと弔い戦をする事となったが、当時、父はジャックに勝てば娘(ハル)を殺すと脅されており、自ら負けを選んだ、という事実を知らされる。ジャックのせいではなく敵の陰謀により死んだと聞かされ、それ以後は彼と和解する。

 3rdでの彼女は小説の後の話であるようで、ジャックと和解し、彼のいる酒場でウエイトレスをしている。裏社会の勝負で負けた自分を救ってくれたジャックへの恩返しと謝罪の意味があるのだろうが、彼女自身は幸せそうである。

 また、あくまで小説の中の人物ではあるが、小説『カーネリア』の例もあるので、似たような娘さんがいるのかもしれない。っていうか、そのまんまである可能性もある。(年齢まで同じとは思えないが…)
関係者:  ジャック
↑UP


■ハロルド・ヘイワース & ソフィア・ヘイワース
 レンの両親を模した人形で、レンが操っていた。目的はエステル達に会う事、そして油断させる事だと思われる。子供の一人旅も注目されるだろうから、その隠れ蓑に使った、という事だろう。
 実在の人物そのままの姿のようである。

 また、現在本人達がどうしているかは不明だが、大使館での口ぶりでは、クロスベル自治州の貿易商という職業は変わっていないようである。(レンが親元を離れて5年も経っているのに、情報が更新されていないはずはないだろうし)

 人形として登場した彼らは、最後は用済みとなったためにレンに壊された。

 3rdではレンの過去エピソードで登場し、生まれた赤子を抱いて幸せそうにしていた。どうやら、レン自身は捨てたと同様だったようで、その事に触れる事もやめていた。
 レーヴェいわく、「斬る価値もない」という事だそうだから、SC劇中に登場した優しげな雰囲気ではなく、……本物はかなりの外道だったようだ。

 なぜかといえば、レーヴェが他人を見た目だけで判断し、外道などと言う事がありえないから。きっと彼なりにレンの素性を調べて経緯を知り、その上で発言したのだろう。

 そもそも、事業で失敗したという理由で娘を売り払ったのだから外道もいいところ。…もっとも、外道でなければレンをエステル達の元へ行かせる事に未練が残るだろうから、それでいいのかもしれないが。
関係者:  レン
↑UP


■ハンス
 ジェニス王立学園の生徒にして生徒会副会長。人当たりのいい青年で、どこにでもいる普通な印象がある。ヨシュアともマブダチになっていた。
 しかし副会長なだけあり優秀。一通りなんでもできるようで、学園劇では脚本、演出を兼任している。フェンシングの大会で準優勝。優勝はクローゼ。
 学園祭では、見学にいけない自分のために「美人で背が高くて、大人の魅力を備えたお姉さん」をヨシュアに注文していた。

 ヨシュアの一番の友人である事に変わりが無く、落ち込む彼を救う言葉をかける場面も。エステル以外で一番自然に話せていた事からみると、もしかしたら、エステルの次に彼を救えた人物なのかもしれない。

 3rdではクローゼの過去エピソードで登場し、生徒会副会長ルーシーに憧れて、だらしない顔付きになっていた。
関係者:  ルーシージルクローゼレクターレオ
↑UP


■ヒルダ夫人
 リベール城で女王の身の回りの世話をするメイド頭。メイド頭というよりも執事に近しい関係らしい。仕事には厳しく、対応にもメリハリがあり、ただ強いだけの兵士では太刀打ちできない迫力があるが、人に接する態度はとても柔らかい。
 フィリップさんと古くからの知り合いで、デュナン公爵に付いている彼を見て「苦労を背負い込んでいる」と漏らした。
関係者:  アリシアフィリップ
↑UP


■フィッシャー
 「釣公師団本部」の総帥。別名<釣り男爵>とも呼ばれる元貴族。資産を投げ打って釣り協会を立ち上げた真の釣りバカ。(いくらなんでも限度があるだろうに…)
 本当に釣りの事しか考えておらず、武術大会もまったく興味なく、王都繚乱での往行封鎖や、女王のピンチでも「釣りができない事」を怒っていた。怒ってる方向性すら釣りが基準。ある意味、例の組織より手ごわい。
 本部以外に支部があるのか激しく謎。

 3rdでは、エステルに爆釣勝負を挑み、負けた事で団長の座を譲ろうとするが断られる。彼自身は《太公望》の称号を持つ名の知れた釣師だそうだ。
↑UP


■フィリス管理人
 遊撃士の訓練場ル=ロックルの山荘の管理人さん。とても愛嬌があり、ご飯がおいしいとの事。語尾にハートマークをつけるのが特徴。

 考えてみれば、彼女は訓練生が来るたびに「あの役」をやってるんでしょうね。楽しんでますし。

 *顔グラは未使用として、データ内に埋もれていたものを拝借。攻略本でも公開しているので公式のものと考えてかまわないかと。使われなかった理由を推察するなら、重要キャラではないので、印象に残ってもらっても困るからでしょう。
↑UP


■フィリップ・ルナール
 デュナン公爵の育ててきた教育係兼、執事。

 執事としては優秀だが、結果として甘やかして育てたせいで、世間を困らせるバカ者が出来てしまった。行き過ぎたワガママに声を上げることもあるが、効果が無い。

 元王室親衛隊の大隊長で、当時は「鬼の大隊長」と呼ばれる恐ろしく厳しい人だった。しかし20年前に退役し、デュナン公爵の執事となる。この変わりようは何があったのか?

 3rdでは、影の国の守護者として、彼の移し身という立場で登場。リシャールによれば、5つの神技を操る《剣狐》と呼ばれる人物だったとか。しかも、身震いするほどの剣気だとか。アネラスも構えに隙がまったくない、と言っていた。

 これはレンが言っていた事だが、グランセル城に執行者が押し寄せた際、彼の相手をしたのは主にヴァルターとブルブランで、レン自身はあまり相手にしていないのだとか。

 どちらにしろ、あの時点で2人を相手に足止めしたのだから、凄まじいまでの実力者であると断言すべき。彼が全盛期の若さを持っていたら、どんな戦いになっただろうか?
関係者:  デュナンアリシアユリアヒルダ
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■フラッセ & レイナ
 ジェニス王立学園の生徒でエレボニアからの留学生。フラッセは常に従者であり友人でもあるレイナと共にいる。少々負けず嫌いのお嬢様。
 いつも面倒な事を嫌がって逃げるフラッセだが、そのつどレイナに説得されている。レイナは付き人でありながら、彼女をよく理解しており、性格を逆手にとって、彼女のためになるであろう事をやらせる。
 SCではお見合いが嫌で逃げ出すが、レイナの用意した「お見合いが怖いの?」という言葉に反発し、結局、受ける事になる。ちなみにフラッセは大のお化け嫌い。
 3rdではクローゼの過去エピソードで二人とも登場。フラッセは部活の部長になるのを嫌がっていたが、生徒会長レクターに挑発されて受ける事になる。……けっこう単純かも。
↑UP


■ブルブラン
 《身喰らう蛇》の執行者 10 《怪盗紳士》 ブルブラン。

 ゼムリア大陸でも有名な盗賊で「怪盗B」を名乗っており、自身の美学により様々な盗みを働く愉快犯的な人。標的とした相手に、ただ困るだけの試練を与え、その姿を見て楽しむという悪癖がある。もちろん行動自体は嫌われている。(いろいろな人に)

 劇中では、クローゼの意思に気高さに魅力を感じ、オリビエの愛に対立した。後にエステルに「変態仮面」呼ばわりされる。

 ルーアンでの蜀台紛失事件では、エステル達が謎を解く速度が早かったせいか、準備が間に合わずに失敗するところだった。その時は自分の準備不足に「申し訳ない」と謝るなど、かわいい面もある。変装が得意。

 リベールでの作戦に加わった理由は、「希望」を盗む事らしく、必死で抵抗するその姿が美しいとか言っていた。しかしその傲慢さごと叩きのめされ、手を引く事となる。

 3rdではエピソードの一つとして彼の素性調査レポートが公開されており、金品を目的としない、まるっきりの愉快犯として紹介されている。それなりに有名な品を盗み出している事から有名なのだとか。
 また、そのレポートより彼の正体が伺えるのだが、彼は執行者ナンバー10、「扉11」で仮定された「]」の説が詐欺師だった。10は記号で]と書くのだから、答えは詐欺師である。「軌跡でポン」でも答えを言っちゃってるので確定。

 しかし、そのレポートに対して答えともなる文章を送っているのはいかがなものか? 送らなくてよいものをわざわざ送りつけているのは目立ちたがりの行動である。

 それに劇中でも目立つ格好をし、盗む前に予告状を出すなど、自己顕示欲のカタマリとしか思えない。そういう意味でも変人。
関係者:  ヴァルターカンパネルラルシオラレオンハルトレンワイスマン
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■ブルーム婆さん
 ロレントで《リノン総合商店》の隠居。店主リノンさんの母親。

 息子リノンが切り盛りする店が軌道に乗って時間ができたせいか、リノンの嫁探しにわざわざグランセルまで旅立った。
 ツテもなく歩いている人に声をかけていたらしく、そうそう上手くもいかなかったものの、意気消沈している帰りの飛行船で、ボースへ向う途中のキディに会い、会話が弾んだ。
 飛行船が濃霧のためボースに向えず、ロレントで足止めを食うことになったため、その間、キディを家に泊める事になる。

 リノン達はまんざらでもないようだし、どうやら意図せぬところで無駄足にならずに済んだようである。

 若い頃は、料理が得意で天使のようだったとか。(伝統料理クエスト)

関係者:  リノンキディ
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■ポーリィ
 マーシア孤児院の子。語尾を「〜〜なのー」と伸ばして話す事が多い。見た目同様、かなり幼いようで、どう見ても《百日戦役》以後、戦争とは関係ない理由でやってきたものと思われる。
 性格はおませさん。(レンみたいなところもある) ヨシュアを唯一「ヨシュアちゃん」と呼んでおり、やっぱりヨシュアがお気に入り。

 劇中では案外おもしろい役柄で、FCではレーヴェを見かけたり、SCではブルブランの幽霊を見かけたりと、なにかと発見する場面が目立つ。しかもよく観察しており、見たものの特長も覚えている様子。
 しかしどちらも本人には興味がないため気にしておらず、聞かれなければ言わない。FCでもSCでもクラムに「なんで言わないんだよー」とつっこまれていた。また、シェラザードにも癇が鋭い子と言われていた。
 若干ながら運動おんちのようで、FCでは他の子供達と遊ぶのにテンポがあわせられず苦労していた模様。

 孤児院の子供達では、チビキャラ絵がクラムと共に専用グラフィック。

 3rdでは過去エピソードで登場。とうとう顔グラまでもがついた。マリィが主役の過去エピソードでは、SCの時と同様に幼いながらも冷静で、マリィのように夢ある話に浮かれたりもしなかった。(←たぶんまだ、よくわかっていない…というのはある)

 しかし、その言葉からはそこはかとなく、洞察力や冷静さ、理論思考がうかがえた。

 そうそう、普通の子と目の付け所が違うのもそうなんだけど、なんだか趣味まで妙な子で、小説『人形の騎士』を聞いて興味を引いたのは、主人公と敵の戦いでもなく、主人公と姫の恋でもなく、「主人公の師匠の爺さんのシブさ」だった……。なぜ、興味がそこにいくのか謎。……この子は将来が楽しみっす。
関係者:  テレサ院長クラムマリィダニエル
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