■ヘンリー・マクダエル
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クロスベル市の市長。エリィの祖父でもある。
また、クロスベル自治州議会の代表の一人でもある。
厳粛な印象の強いご老体だが、エリィに対しては祖父の顔を見せる。もちろん公私混同する事はなく、職責を重んじる人。
ただし、感情の起伏を表すような御仁でもないらしく、変化に乏しい。それでけ厳格でもあるのだろう。少なくとも気安く話す相手ではない。
また、能力的にもかなり優れているようで、15年間も中立派として市長職を勤めているとの事。不戦条約などなく、常にエレボニア帝国、カルバード共和国の間に置かれた重圧は並大抵ではなかったはずである。この人物の舵取りのお陰で乗り越えてこられた、とカジノのオーナーから聞く事ができる。
街の人からは、政治家なのに親しみ易く、まだまだ元気のように見えるので頑張って欲しい、との声もある。他にも、良識のある人だから引退して欲しくないとの声もあり、市民の人気はかなり高いようである。
また、彼は昔からアルカンシェルのファンだとの事。
インターミッションにて、キーアが事情のある子だとの話では、
「…しがらみに縛られた不甲斐ない市長とはいえ…、こんな幼気(いたいけ)な少女に仇なす愚か者どもを放っておくほど腰抜けではないつもりだ。」という異常にカッコいいセリフを聞く事ができる。
関係者:
エリィ ・
アーネスト ・
ハルトマン
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