イース・オリジン 人物

イース・オリジン キャラクターデータ




《キャラTOP》 【女神】 【神殿騎士団】 【魔法使い】 【司祭】 【闇の一族】 YS・TOP

暗黒魔道士 ダレス

■今回の事件を根源として動いた闇の一族の魔道士。自身のことを、”《魔》を導く者にして、大いなる《魔》に仕える下僕”と称している。
 イースへの魔物襲撃を利用し、女神と黒真珠を手に入れる画策をした。黒真珠を使い、《魔の根源》を完全な存在にするために行動する。
 エポナいわく、魔力だけなら女神以上。

 闇の一族の仲間を引き連れて作戦へと望んではいたが、人数が少なく、少数精鋭主義なのか、それとも賛同するだけ多くの仲間がいなかったのかは窺い知ることはできない。

 しかし劇中では、いつ裏切るやもしれないトールを仲間に入れたり、闇に沈みそうなユーゴを勧誘したりと、優秀な人材を集めようとしていた。実は手駒不足で苦しかったのかもしれない。単純に同士を求めていただけなのだろうか?

 冒頭ではイース捜索隊の転移魔法を妨害をするなど、けしてイース勢を侮っていなかったのだが、後半での神殿騎士達との対決で「大した事がない」と判ると安心したらしく、ユニカだけは石化させずに残すという、強者らしいミスを犯してしまう。
 相手がザコと大笑いしておいて、最後にはやっぱり負けるなどと…、まるで悪役の鏡みたいな男とも言える。
 また、劇中では仲間と話すシーンがほとんど無く、わずかにトールと話すくらい。指導者らしく、部下には相談しない性質らしい。相談できるような部下がいないというのも問題だろう。ザバは自分を妄信してるし、キシュガル勝手だし、エポナはダメな子だし。…考えてみたら仲間に恵まれてない。それでユーゴを誘ったのかもしれない。納得。

 ちなみに、ダレスが黒真珠だけでなく女神までを狙っていた理由は、女神の持つ《白き力》でないと黒真珠を制御できなかったから。
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召喚術士 ザバ

■ダレスの腹心として動く魔道士。イースを襲った6体の巨大魔物を召喚したのも彼女であり、エポナの召喚した魔物を与えていた事もあった。
 多くの場面で魔物の召喚を主に行っている事から、召喚術士と呼んで差し支えないだろう。

 性格は冷酷無比、タカビーな上に弱い者いじめ大好きという典型的な敵役お姉様。全ては予想の範囲内という考えの下で行動する才女ではあるのだが、逆に予想しなかった事には対処できない。トール編の冒頭で、塔の魔物が自分達を襲ってきた事に慌てていた。

 特に、彼女が信じる”力”とは《魔》によるものという考えが強いらしく、それ以外の力や不可抗力は理解できないという節がある。

 だから、魔力を持たないユニカに、彼女自身がそれなりに自信を持って召喚した魔物を撃破されて困惑していた。
 その後も「自分の理解できない力を持つユニカ」を警戒していたのか、得意の召喚魔物で正面から勝負せずに罠に陥れるなど、意外に勇気が無い。…そしてロイにそれを指摘されてヒステリーを起すという、可愛らしい場面もあった。

 そういう面からみると、どう転んでも2流止まりな悪役ではある。
 実力はあるけど、ちょろい人。
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戦士 キシュガル

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戦士 エポナ

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魔人トール

■3人目の主人公として登場する謎のキャラ。腕に鉤爪を装備し、異常な戦闘能力を有する。

 元々は、イース王国の神殿騎士団、副長を務めていた男で、イース浮上の際、命を賭けて地上に残り時間を稼いだ英雄。ファクト家を勘当されたユーゴの兄。その名をトール=ファクトという。
 自らを《魔》の眷属と呼び、闇の一族の側に付いていた彼は、自身の中に《魔》の因子を受け入れ、魔人と化して生き延びていたようだ。
 元々の性格は、年齢相応の好青年といった印象を受ける若者であり、女神とも親しい友人として信頼される人だったようだ。

 そのため、劇中ではその考えもよらない変貌のせいか、元騎士団の者達は皆彼を見て驚き苦悩していた。しかし弟のユーゴに対しては常に心配していたようで、何かと助け船を出すシーンもあった。
 そもそもの性格が寡黙で不器用な心使いをする性質なせいか、余計に誤解を招いていた部分も大きいようである。

 なお、彼が弟に家督を譲った背景には、魔法の素質においてユーゴは自身のそれを大きく凌駕していた事がその主な理由。ただ、その弟にもファクト家に縛られない生き方を歩んで欲しかったようだ。
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