暗黒魔道士 ダレス
■今回の事件を根源として動いた闇の一族の魔道士。自身のことを、”《魔》を導く者にして、大いなる《魔》に仕える下僕”と称している。
イースへの魔物襲撃を利用し、女神と黒真珠を手に入れる画策をした。黒真珠を使い、《魔の根源》を完全な存在にするために行動する。
エポナいわく、魔力だけなら女神以上。
闇の一族の仲間を引き連れて作戦へと望んではいたが、人数が少なく、少数精鋭主義なのか、それとも賛同するだけ多くの仲間がいなかったのかは窺い知ることはできない。
しかし劇中では、いつ裏切るやもしれないトールを仲間に入れたり、闇に沈みそうなユーゴを勧誘したりと、優秀な人材を集めようとしていた。実は手駒不足で苦しかったのかもしれない。単純に同士を求めていただけなのだろうか?
冒頭ではイース捜索隊の転移魔法を妨害をするなど、けしてイース勢を侮っていなかったのだが、後半での神殿騎士達との対決で「大した事がない」と判ると安心したらしく、ユニカだけは石化させずに残すという、強者らしいミスを犯してしまう。
相手がザコと大笑いしておいて、最後にはやっぱり負けるなどと…、まるで悪役の鏡みたいな男とも言える。
また、劇中では仲間と話すシーンがほとんど無く、わずかにトールと話すくらい。指導者らしく、部下には相談しない性質らしい。相談できるような部下がいないというのも問題だろう。ザバは自分を妄信してるし、キシュガル勝手だし、エポナはダメな子だし。…考えてみたら仲間に恵まれてない。それでユーゴを誘ったのかもしれない。納得。
ちなみに、ダレスが黒真珠だけでなく女神までを狙っていた理由は、女神の持つ《白き力》でないと黒真珠を制御できなかったから。
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