ユニカ=トバ
■主人公の一人。イース六神官トバ家の孫娘。天真爛漫で感情が豊か。ころころと表情を変える直情的な性格。
幼い頃、女神達と知り合い、それ以後、彼女達を敬愛し、また愛されて成長してきた。魔力が無い落ちこぼれであり、それを嘆く事もあったが、敬愛する女神達のために騎士へと志願する。
今回の女神失踪事件においても、見習い騎士という身分をわきまえず、押しかけ同然で志願した。
トバ家の家柄のせいか、この細身では考えられない怪力を持ち、常人が持つだけでふらつくような斧も軽々と扱う。
その地味なファッションのせいか、敵のエポナに「田舎臭い」やら「野暮ったい」と言われていた。考えてみれば、戦士という職業で、篭手もつけているのに、なぜか動きにくいはずのスカートを履いている時点で妙な服装ではある。年頃の乙女は難しい。
劇中を通し、常に前向きな姿勢ではあったが、自身の未熟さ、弱さにくじける事もあった。しかし父の霊と出会いや、ロイの励ましにより「自身の弱さと向き合う事」を知る。凹んでも潰れない、ひたすら前へ前へと進むポジティブな娘である。
また、騎士団長であった父サウルは地上において戦死しており、劇中では遺品である「紅蓮の大剣」を受け取る場面も。
ちなみに騎士団のロイとは幼馴染であり、兄のような存在だが、それを感謝しつつも煙たく思う気持ちもあるという、友達であり兄妹のような間柄。しかしユニカ編での終盤には悲しい出来事が。
|
|