英雄伝説6・人々ネタバレ版

英雄伝説6 : その他の人々(ネタバレ版)


■こちらは英雄伝説6FC&SCを総合した遊撃士の紹介コーナーです。SCで追加された事実は「この色」で追記されています。なお、こちらは、とてもネタバレ要素を含みますのでご了承ください。


■アリシア女王 (60) アリシア・フォン・アウスレーゼ
 リベール王国第26代女王。アリシア2世。

 リベールの民から慕われ愛されており、だれにでも優しく接する。しかし、先の百日戦役を乗り越え、小国ながらもエレボニア帝国と渡り合う外交手腕は卓越している。

 SCにおいてもその能力を遺憾なく発揮し、隣国との融和を目指した3ヶ国間の不戦協定を結ぶ事に邁進する。そのエサとして、新型エンジンのサンプル提供という、いわば「お土産付き」という特典をちらつかせ、協定を取り付けるという外交力は見事。

 劇中15年前に事故で息子のユーディス夫妻を失っており、その娘であるクローディアを大切にしている。 今回は外交以外にも、クローディアを次期女王にするために決断を迫る場面も。
 なお、ラッセル博士とは個人的な知り合いで、エステル達が知りえない様々な知識を持っている様子。紅茶が大好きで、城下へ使いをやることもあるとか。
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■アルバ教授 (37)
 《身喰らう蛇》の《白面》のワイスマンが世を忍ぶ仮の姿。

 古代文明の遺産「セプト=テリオン」について研究していた。主に四輪の塔での調査が主だったらしく、出会った頃にはエステル達に旅の目的を堂々と話していた。
 エステル達の前によく現れたていたは、ヨシュアの調整を気にかけると共に、カシウスの動向も探るためと思われる。

 また、ルーアンでのジェニス学園文化祭に顔を出したのは、紺碧の塔の調査もあったが、レーヴェと連絡を取るために必要だったからだろう。

 彼の出身は北方にある「ノーザンブリア自治州」で、その北部はケビンが彼を仕留める時に使った呪具「塩の杭」によって全滅している。何か因縁があるようだ。
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■アントワーヌ
 ツァイス工房のマドンナ。なかなか頭のいい猫さま。しかし気位が高いらしく、誰かに飼われる事を嫌う孤高な女性。
 新鮮ミルクが好物で、禁煙クエストの際にはミルクをもらい工房内を一緒に事件解決に大きく貢献。・・・孤高のわりに好物に弱い。

■ライプニッツ号に乗り込んだとき、猫語翻訳すると・・・
グスタフ整備長「アントワーヌじゃねぇか」→「やあ、また会いましたね」
シード少佐 「人騒がせだな」 → 「どちら様ですか?」
シード少佐 「ここに住んでみるか?」 → 「ふあぁぁぁ・・・だるい」

 SCでは《身喰らう蛇》と戦うためにアルセイユにも乗り込み、エステル達に「賭博師ジャック」を渡すなど、存在感はかなりのものだった。
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■ヴァルター
 《身喰らう蛇》の執行者 bW 《痩せ狼》 ヴァルター。

 元ジンさんの同門《泰斗流》の使い手でだったが、闇の道へと走り、様々な武術を取り込む事でその強さを増した。ただ、その基礎の技は《泰斗流》である模様。
 その戦闘能力は凄まじく、劇中では、その奥義として「寸勁(すんけい)」、別名ゼロインパクトという技により無手でグランセル城の城門を破壊している。

 劇中6年前、《泰斗流》の師・リュウガの一番弟子であったが、仕合(試合)によってその命を奪い姿を消す。
 そもそも出奔した大きな理由は、師が後継者と見定めたジンに劣ると言われた事、恋人であるキリカとの仲を認められなかった事に起因するようで、師との仕合はそのきっかけになったものと思われる。また、彼が《身喰らう蛇》に入ったのは出奔したすぐ後という事。
 今回の作戦に賛同したのは「刺激」が欲しかったからで、特にリベールに固執はしていなかった模様。レーヴェに骨のある奴らがいる、と聞かされたのがそもそもの理由らしい。
 しかし、たまたまリベールに同門者、それに恋人が居た事で因縁の決着をつける事となった。

 また、年齢についてだが、弟弟子のジンさんが30歳なので、彼が兄弟子という事を考えれば、同年代か少し上と考えるのが自然だろう。(もちろん弟子関係なので年下という事もありえすが、イメージとしてそぐわない)
 余談だが、彼のこのサングラスに黒スーツという格好は昔から同じらしい。
関係者:  カンパネルラブルブランルシオラレオンハルトレンワイスマン
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■ウィオラ 先生
 ジェニス王立学園の先生。担当は社会科。クローゼのクラス担任でもある。

 ハンスいわく、「気さくで飾らないところがポイント高い」らしい。

 今回は、期末テストの平均点を、同僚のミリア先生と競い合っていた。
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■ちびエステル (11)
 パパがお仕事の間、大人しくお留守番しているエステル。この頃からエステルはエステルであり、劇中メインである5年後と性格的な違いはなさそう。活力にあふれている。
 また、すでに棒術の修行もしており、カシウスとーさんが帰ってくるまで修行して時間を潰そうかと悩んでいた。
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■エリッサ
 エステルの幼馴染み。仲良し3人組の一人。(FC、SC共にエンディングには顔付きで登場)
 ロレントの居酒屋《アーベント》の看板娘をやっている。もちろん昔からの彼女を知っており、イノシシみたいなところがある、とエステルを気遣っていた。
 今回も影ながらヨシュアとエステルを応援していた。霧による昏睡事件では、母親がその呪縛にかかった事でかなり意気消沈していた模様。
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■エルガー&ステラ
 ロレントの武器屋夫妻。母レナ・ブライトが生きていた頃からブライト家と家ぐるみでの付き合いがある。
 レナの死後、幼いエステルはカシウスが仕事で家を出るときに預けられていた。ヨシュアが家に来てからは預けられる事がなくなったが、それでも付き合いは変わらず、エステル達も店番をしたり、仲がいい。もちろんシェラ姐も。
 ステラおばさんは心配性。
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■エルザ 大使
 本名「エルザ・コクラン」。カルバード大使館の駐在大使。

 大のエレボニア嫌いだが、仕事と個人の問題は別と割り切っており、職務を忠実にこなす。
 過去のカルバードでの騒動において活躍したカシウスを英雄と呼び、遊撃士にも協力的。
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■オズボーン宰相
 本名「ギリアス・オズボーン」。エレボニア帝国政府の代表者にして宰相。別名《鉄血宰相》と呼ばれる男。
 『国の安定は鉄と血によるべし』と公言してはばからない。軍部出身の政治家で、劇中の10年前に宰相となる。

 帝国全土に鉄道網を敷き、幾つもの自治州を武力併合して国力を増す。政府と軍の7割が彼の傘下にあり、皇帝の信頼も厚い。彼の功績は他者の追随を許さず、その出世速度は異例の速さだったとか。

 噂では《身喰らう蛇》とも何らかの関係があるらしいが…。
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■オリヴァルト・ライゼ・ユーゲント
 エレボニア帝国皇帝の息子で、オリビエの正体。

 リベールの混乱に乗じて軍を領内に常駐させる、もしくは強みを握るために画策された進軍の総指揮をとる人物として登場した。

 しかし、元々カシウスと話が通じており、進軍させておきながら、撤退するという筋書きが出来ていた。しかもリベルアークに同行するという口実まで作る「茶番」を演じた。
 早い時点からカシウスと通じていたらしく、すでに2章時点であらかたの話は通っていたようである。

 詳細は「オリビエ」にて
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■オリビエ・レンハイム(25) 七耀暦1177年4月1日
 正体を隠してリベールを漫遊していたエレボニアの皇子。リベールを歩く事で、人の気高さを感じ、また次々と起こる事件を通して物事の本質と背景を感じていった。
 それにより、帝国を掌握する宰相オズボーンと対決する意思と姿勢を固めるに到った、との事。

 偉そうな事を言っても、元々の性格は変わらず飄々(ひょうひょう)としており、相棒のミュラーを煙に巻く事が多い。今回も、さんざんエステル達に付きまとい、その旅と事件解決をどこか楽しんでもいた。

 また、「庶子」とわざわざ名乗っているため、王位継承権はないようである。一子とも言っていたので、兄弟が何人かいる模様。しかし進軍の責任者としての立場を持っていた事から、相応の権力はあるらしい。

 ついでに、リシャールがクローゼの縁談を持ってきていたが、その相手がこのオリビエだった。話がまとまっていれば、王位継承していなかったクローゼは、エレボニアに嫁いでいたのかもしれない。
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■カノーネ・アマルティア大尉 (27)
 リシャール大佐の腰巾着。大佐を心酔する通称”キツネ女”。毎度毎度、大佐のために動くが、毎度毎度いいトコなしで退場する人。しかも最後は皆にほっておかれて、あまりにミジメ。
 ユリア中尉と学生時代から張り合って、文のカノーネ、武のユリアと張り合っていたらしい。階級では勝ってるけど人としては…。これ以上はとても言えません…。

 こう見えて根は純情な方らしく。ジンさんにからかわれた時も、ちょっと言われてそそくさと退場していった。思ったよりかわいいのかも。

 リシャールを心酔するあまり、情報部残党を使って王都を襲撃した。しかしエステル達に阻まれ目的を果たせなかった。
 しかしあの狭いリベールで、王国軍、遊撃士が指名手配している情報部残党を一人でまとめ上げ、一切の不備なく戦力温存した手並みはたいしたものである。さすがは元王国軍きっての知略家というべきか。
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■カリン・アストレイ
 10年前にとある事情で命を落したヨシュアの姉。優しく穏やかで、ハーモニカを吹くのが得意だったようだ。

 ワイスマンの画策した筋書きにより、エレボニア帝国の主戦派が起した戦争口実により村が襲われ、その犠牲となった。
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■カリン
 清楚でおしとやか、その微笑に歩く男は皆振り返る。どんな服でも着こなすその可憐さ。この夏とっておきの美少女おとどけ!
 胸がない部分もその筋の層に大ブレイク。様々な国からオファーが届いているとの噂が…。

 エステル達がグランセル城でアリシア女王に会うため、メイドに化けたときに使った偽名。ヨシュアはそのままお姉さんの名前を拝借したらしい。
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■カレル
 カルバードに住む少年。母の行商で一緒にロレントに来た。口が悪く、ぶっきらぼうなところがあり、エステルに怒りを買っていた。(エステルも子供相手に大人気ない)
 ここで手に入れた「クオーツの欠片」に興味を持ち、オーバルアーツの世界へと進んでいくきっかけを得る。
 英雄伝説6以降の作品で彼が立派に技師となっている姿が見れるのだろうか?
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■カンパネルラ
 《身喰らう蛇》の執行者 bO 《道化師》 カンパネルラ。

 ワイスマンが実行する『福音計画』の見届け役として派遣された少年。神出鬼没で、傍観者の姿勢を崩さず、相手を煙に巻く事が多い。
 炎の幻術を使うが、彼いわく「ルシオラには及ばない」との事。強さ的にはヨシュアと同等だと言われている。

 結局は傍観者の立場を崩すことなく、ワイスマン一派の野望が潰えたのを見届けると、彼が持っていた杖を持って去っていった。
関係者:  ヴァルターブルブランルシオラ レオンハルトレンワイスマン
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■キール・カプア(23)
 元貴族カプア家にして、空族《カプア一家》の一人。3人兄妹の次男で、一家の中核として指揮をしている。
 性格は一家の中では冷静沈着な人。賊のわりに人命も気にかける部分もあり、根っからの悪党ではない。
 爆弾や煙幕を使った攻撃を得意とする。兄妹の中では唯一接近戦をする人。会話では「空の女神」に感謝したり、祈るようなセリフが目立つ。

 SCではヨシュアと共闘し、《身喰らう蛇》と戦う。あまり生への執着が感じられないヨシュアを見て、未来絵図について語り、仲間に誘うなど遠まわしに優しい面もある。(もちろん、仕事にも役立つと思って誘ったのだと思われるが)
 また、妹のジョゼットが大切なのは変わらず、敵戦艦に捕らわれた際には、助けに来たジョゼットを叱る場面もあった。

 《輝く環》による事件解決後、運送業を始めた模様。
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■ギルバート
 ダルモア市長の秘書。元ジェニス王立学園の生徒でOB。劇中では、学園祭にも顔を出している。
 有能だが、突飛な事態に対処できずに慌てることがある。また、市長宅のメイドさんによると、本人は気づいてないが、チンピラにつけこまれやすい性格らしい。

 噂によると脱獄して行方不明らしい。
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■新・ギルバート
 脱獄して《身喰らう蛇》に身を投じたギルバート。エステルいわく、エリートくずれ。

 学歴があるせいか、なぜか小隊長クラスの指揮権を持っており、行く先々でちょろい事件を起しては「おしおき」される。そういう悪事も役柄も向いてない、と言われていた。
 また、カンパネルラのお気に入りでもあり、おもちゃにされている事にさえ気が付いていない。今後も出てきそうだ。

 また、この「新ギルバート」という名前は、自分で名乗ったもの。
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■グスタフ整備長
 工房都市ツァイスにて、飛行船の整備をしている技師長。職人気質で仕事には厳しいが、人当たりがよく、エステル達の行動に色々と手を貸してくれた。
 ツァイスのためなら軍人も帝国も怖くない、といった強気な性格。

 今回は新型エンジンをアルセイユに換装するために、色々と動き回っていた。しかしエステル達とあまり会う機会はなかった。
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■クライゼン
 ルーアンの飛行船技師。最新飛行船アルセイユの新型エンジン開発にツァイスからスカウトがかかっていた。本人は行きたそうだが、肉親であるトットがまだ幼く、一人にはできないため、それを断った。

 SCではリベールの危機に直面したことで、力を貸す形でアルセイユに同乗。その手腕を振るった。
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■クラウス市長
 ロレントの市長さん。のどかなロレントという町を好み、産業よりも環境を大切にした町作りを目指している。他人に対して、少々警戒心が足りないところもあるが、それはロレントという場所らしさを表しているのかもしれない。
 しかし、時間には厳しい人なようで、分けるところはちゃんと分けている。
 こうみえても市長なので、リベール王国会議にも出席している。

 釣り好きで、グランセルに来たときは釣公師団にちょくちょく顔を出していた。ヴァレリア湖で釣りがしたい、との事。

 今回は不戦協定の調印式に参加するつもりだったが、ロレントに起った怪異のために断念する場面もみられた。
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■クラム
 ルーアンにあるマーシア孤児院に住む子供。見たとおり帽子がトレードマーク。
 いたずら好きで、無鉄砲。劇中ではエステルの遊撃士バッチを盗んで怒られていた。素直じゃないところがあるが、悪い事にはちゃんと謝るいい子。
 テレサ院長が大好きで、孤児院の事故後はちょっと成長したらしい。

 やはり男の子らしく、戦士や活劇に興味がある模様。対照的なマリィとはコンビのようにボケツッコミをしている様なやりとりが相変わらず面白い。

 どうやら「お兄ちゃん」に憧れがある模様。エステルよりも身近なヨシュアに頑張っている姿を見てもらいたい、と精を出していたように見える。
関係者:  テレサ院長マリィポーリィダニエル
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■クルーセ
 ロレントに住む将来リベール通信の記者志望の女の子。ちょっとおませな子だけど、とても的を得た見方をしており、将来有望そうな予感。
 自称エステルとヨシュアのファンだが、どこまで本気でどこまで商売っ気なのか聞くのが怖い気もする…。
 カシウスを「独特のダンディズムがにくいのよ」などと称していた。侮れない。
 今回もロレントを訪れるごとに、かなり鋭いツッコミを入れてエステルを困らせていた。
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■クローゼ・リンツ(16)  七耀暦1186年10月11日
 本名 クローディア・フォン・アウスレーゼ

 ジェニス王立学園の生徒として暮らす、リベール王家の姫。頭脳明晰で、優しく清楚な少女。ルーアンでの事件をきっかけにエステル達と出会い、その後起る数々の事件を共に解決していく。
 彼女の本名は通常は名乗る事がないが、必死で隠しているわけでもなく、王国に関わる用件がある場合は進んで明かしている。本名で生活しない理由は、無用な差別意識を生まない事らしい。
(王家の者とわかって生活するのと、一般人として生活するのでは、扱われ方が変わってしまうので。また、犯罪に出会う確率も当然減る)

 彼女の剣技はカシウスに習ったもので、自らのために剣を振う事を禁じられている。今回も相棒のハヤブサ・ジークとの連携は健在。劇中ではどういうわけか猫の心境まで感じ取って会話していた。さすが次期女王といったところか。

 【百日戦役】の頃、マーシア孤児院で保護されて愛情を注がれた事から、今も孤児院を慕い通っているものの、今回の事件においてはゆっくりとする時間もなかった。
 また、彼女の焼いたアップルパイは絶品らしく、お菓子作り全般が得意なようだ。

 今回の彼女は、次期女王としてアリシア女王から期待をかけられているという部分に強く悩んでいた。
 《輝く環》による事件解決後は、王太女(次期女王が確定した立場)として日々を過ごしているようだ。
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■ケビン・グラハム
 「星杯騎士団」所属の第5位を冠する騎士。《外法狩り》と呼ばれている人物。性格が軽く、初対面の人とも友人のように付き合える。
 七耀教会の人間という面もあるためか、誰にも疑いを持たれずに、溶け込むように仲間になっていた。軽口はきくものの、その行動と言動は信頼に値するものだと思わせる人。

 物語冒頭では、様子がおかしいエステルを気にかけていたようで、軽い性格を生かしナンパにみせかけ、元気つけようという思いやりを見せていた。

 ただ、全編を通してエステルの事を気にはかけていたようで、好きだ、というのもまんざらウソでもなかったようだ。ヨシュアが本当にいなければ、アタックしていたかもしれない。

 各地、各都市を訪れ、女神の教えを説く巡回神父として行動しているが、実際の任務は「ワイスマン」の処分にあった。エステル達にやぶれ、逃げ出そうとする彼を「塩の杭」という呪具によってトドメを刺す。

 そういった重要任務はあれど、ちゃんと表向きの仕事である巡回神父という面でも仕事もこなしており、マノリア村では授業?をする場面も。

 今後の作品でも登場するであろう人物である。

 ちなみに、人気スニーカー「ストレガー」の大ファン。
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■コリンズ学園長
 ジェニス王立学園の学園長。賢人とも称され、王国会議にも参加している凄い人。口ぶりからすると、クローディア姫の内情もご存知らしい。

 かなり出番がなく、ジェニス学園での事件に顔を覗かせる程度。とりあえず寿命が尽きなくてよかった。
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■ジーク
 リベール王国親衛隊子飼いのシロハヤブサ。国鳥として敬われている。
 クローゼと親衛隊の連絡係であり、クローゼの戦闘での補佐もする頭のいい鳥様。クローゼになついており、なんとなくではあるが互いに言っている事がわかる、との事。ヨシュアいわく、相思相愛らしい。

 今回もかなり活躍を見せ、都合よすぎる程に様々な事件を解決に導いていた。また、鳥のくせに夜間飛行、空中無動作状態からのホバリング、人間との意思疎通など様々をこなす。
 なお、飛行速度は1800セルジュ。実に定期飛行船の2倍を誇る。
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■シード中佐
 情報部が実権掌握していた頃より、レイストン要塞の守備隊長としてのい任務についていた。クーデター終了後に中佐に昇進、そのままレイストンに常駐す事となったカシウスに付き従い行動する。
 カノーネの反乱に際して、先を見据えた行動を取っていた事から、カノーネに「昼行灯(ひるあんどん)」と呼ばれていた。彼女にしてみればクーデター時に、彼が大きな行動を起こさなかったからナメていたのかもしれない。

 今回は特に活躍が目立ち、不戦協定の調印式の周辺警護について全権を任されるなど、軍部の中では一番目立っていた人。
 また、カシウスに剣を師事した事もあり、腕前はリシャール並との事。さらに、アーツも使いこなし、ラスボスさえも使う「アークプロミネンス」を発動させるなど、戦闘面、作戦面において死角が無い。
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■ジル・リードナー
 ジェニス王立学園の生徒会長。クローゼと学力を競うほど優秀なわりに、かなりサバけた、茶目っ気のある娘で、様々なアイデアによって学園を引っぱっている。
 他人で遊ぶのが好きらしく、悪ノリしてクローゼにたしなめられる事も。学園生活では入学当初からクローゼのルームメイトだった。生徒会役員でもないクローゼが仕事を手伝うのはその辺の理由らしい。

 将来はメイベル市長のようになりたいという夢を持っており、あと10年早く生まれていればルーアン市長選挙にも出馬したかったのだとか。
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■ジョゼット・カプア (16)  空賊Ver,
 元貴族カプア家にして、空賊《カプア一家》の一人。3人兄妹の末娘で、悪事よりも炊事洗濯の担当。兄ドルンの意向であまり悪事はやらせてもらえていない。  とある事情でアルセイユに乗り合わせた時には、「山猫号」は同じくらいピカピカだ、と掃除が行き届いている事を自負している。自分を「ボク」と呼ぶ、生意気ボクっ子。(エステル談)

 武術大会でヨシュアに一目惚れしたらしく、その後行動を共にしていく中で明確な恋心を抱くようになる。
 最終的にエステル達と共闘するものの、ヨシュアを巡るライバルとして一歩も引く気はないようだ。
 《輝く環》による事件解決後、運送業を始めた模様。
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■ジョゼット・ハール ジェニス学生Ver,
 ジェニス王立学園の生徒。休みを利用してロレントへ………っていうか、ジョゼットのスーパー猫かぶりフォーム。可憐を装い、教会にまで足を運んで外面さえも演じる。なんて卑劣な!! でもかわいいので102点。
 それはさておき、彼女の家が裕福なままならば、もしかしたらこういう格好で学校へ行っていたのかもしれない。彼女自身どこかでこの姿を楽しんでいたとも考えられる。
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■ゼクス・ヴァンダール 中将
 エレボニア帝国第3師団所属の将軍で、帝国でも5本の指に入るといわれる名将。別名《隻眼のゼクス》。
 宰相オズボーンの指示により軍事行動を開始する。
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■ダヴィル・クライナッハ大使
 リベールにあるエレボニア大使館の駐在大使。

 エレボニアの威厳を頑なにまで貫く性格で、威厳を損なうような発言、態度は認めない。とある事件では名誉ある勲章を盗まれ、エステル達に協力を求める場面もあった。

 カルバード大使エルザとは犬猿の仲で、出会うたびにカルバードの揚げ足をとって対立している。宰相にいびられて髪が薄くなったとか。
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■ダニエル
 マーシア孤児院の子。ポーリィと同じく幼い子のようで、性格が大人しい。

 4人の中では一番年下のようで、食べ物の話題が多く、何かと「食べる事」が会話にでてくる。また、幼いようで敬語を使う事もある。
関係者:  テレサ院長クラムマリィポーリィ
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■ダルモア元市長
 本名モーリス・ダルモア(46) 元ルーアンの市長だったが、カルバードで株相場に手を出し、市の運営費を使い込んで事件を起す。そして投獄された。
 事件後、刑の確定まで保釈金を支払い、別の場所で暮らしている模様。

 元大貴族で、貴族制が廃止された現在でも上流階級の代表者と言われていたが、こうなっては見る影も無い。
 また、保釈された彼はグランセルにて「セピス屋」の経営を始める。ああ見えて商売が板についている姿を見ると、あなどれない。
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■ティオ
 エステルの幼馴染み。仲良し3人組の一人。(エンディングには顔付きで登場)
 パーゼル農場の長女で、両親と共に農場を切り盛りしている。農場に居る割には耳達者で、ヨシュアがモテる事などをよく知っている。また、ヨシュアのエステルへの気持ちも感ずいている。
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■ティータ・ラッセル(12) 
 導力学者、ラッセル博士の孫娘。ツァイス工房の見習いという立場だが、この年齢にして、すでに大人顔負けの知識と技術を持つ。また、技術関連の事には目の色を変えて興味を示し、ラッセル博士の孫だとみなに言われる。
 しかし中身は歳相応の女の子で、人当たりがよく愛嬌ある健気な性格をしている。ツァイスの街中では誰もが好意的。少々ガンコな面もあるようだが、それも長所といえるのかもしれない。
 今回は「メカフェチ」とアガットに称される程に最新機器に魅入る場面が多く、自身もかなりのめりこんでいた。

 その容姿と年齢から今回も女性陣に可愛がられており、特にアネラスには強制的に抱きつかれ、「お持ち帰り」を強く希望される場面も。
 また、旅の合間で見る彼女は、クローゼと共に居るシーンが目立つ。飛行船や宿屋では隣に座る事が多いようだ。

 話の中核であるアガットの妹ミーシャの件では、その死について知る事で、想いをさらに強いものへと変えていったようだ。

 余談だが、両親はオーブメント技術が未発達の国へ普及活動に出かけており、月に一度の手紙のやりとりをしている模様。
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■ディン
 ルーアン市の不良グループ《レイヴン》の幹部。仲間内での通り名は「地獄のほうれん草」。
 劇中では孤児院事件でクラム君に濡れ衣を着せられ子供相手に怒っていた。子供に対して本気出すなんてガキですねぇ…。しかしながら、その後グランアリーナで出会った頃には、随分と中身が成長していたようにも見えた。

 しかし…、いくらなんでも「ほうれん草」はないと思う。それってバカにされてるんですよ大将、気が付いてないんすか?
 SCでは、後半で起きる事件において、率先的に街の力になっていた。(言い出しっぺはロッコのようだが)また、今回は3バカの中で一番存在感がなく、いるだけとなっていた。
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■テレサ院長
 マーシア孤児院の院長先生。女手一人で四人の子供を育てている。
 子供達を我が子のように育てており、地域の人々からも援助の手を差し伸べられている。
 夫ジョセフと共に始めた孤児院だったが、当人は数年前に他界している。ハーブの栽培が趣味みたいなもの、との本人談。だんなさんとの思い出でもあるのかもしれない。

 SCでは孤児院もまったくそのままで立て直され、元の平穏な暮らしに戻っている。
関係者:  クラムマリィポーリィダニエル
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■デュナン公爵  本名:デュナン・フォン・アウスレーゼ(35)
 リベール王国の王族。アリシア女王の甥で、放蕩三昧の中年。昔から甘やかされてきたせいでワガママし放題で、自分が次期国王だと信じきっている。各所でトラブルを起こして住民に煙たがられている。
 自分では気に入っているらしき髪形は、ヨシュアにすらコケにされていた。ドーナツが好物。
 SC劇中では、謹慎を解かれた後に、夜の街を遊び歩いていたところを拉致され、実権掌握の道具にされかけたがエステル達によって救出される。その後、何か思うところでもあったのか、政務の雑用に精を出す場面も。
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■トット
 ルーアン空港で飛空船の整備技師見習いをしている少年。唯一の肉親であり兄のクライゼンと共に仕事をしている。
 兄がツァイスへのスカウトを断ったのが、自分のせいだと知り、足を引っ張っている事を悩んでいた。

 兄クライゼンがアルセイユに乗り込むため、仕事を任される形となったため、その穴を埋めるべく必死に作業をしていた。子供とはいえ、明確な技術者としての誇りを持っている。
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■ドロシー・ハイアット(20)  七耀暦1182年1月22日
 グランセル王都にあるリベール通信社の新人カメラマン。かなり抜けている娘。
 行く先々でドジを繰り返すが、カメラの腕はなぜか超一流で、運も味方しているかのように、素晴らしい写真や決定的瞬間を激写したりする。
 ナイアルいわく「トンチキ娘」で、愛用のカメラは「ポチ君」という。一応、最新式カメラ。

 温泉好きで、風呂上りに飲むフルーツ牛乳が最高……らしい。また、本人いわく、毎日12時間以上寝て、野菜もしっかり食べてるからお肌もツルツルだそうだ。

 相変わらずの腕前で、事件の重要な場面で意外な活躍をした。カメラマンなだけあり、目のよさは人一倍で、誰よりも先んじて異変を感知する場面もあった。…もうほとんど特殊能力の域である。
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■ドルン・カプア(30)
 元貴族カプア家にして、空族《カプア一家》の一人。3人兄妹の長兄で、一番年が離れている。それゆえにカプア一家の首領として指示を与えている。
 性格は豪胆だが粗暴ではなく、細かいことを気にしない。特に妹ジョゼットには悪事をあまり勧めていないなど、兄妹思い。

 ヨシュアと共に《身喰らう蛇》の行動を阻止していたが、3兄妹の中ではイマイチ存在感がなく、見せ場が用意されなかった。

 《輝く環》による事件解決後、運送業を始めた模様。
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■ナイアル・バーンズ(29)  七耀暦1172年11月25日
 グランセル王都にあるリベール通信社の自称《敏腕記者》。特ダネのためなら多少の危険もいとわずに取材に出かける。そのおかげで身の危険に晒される事も。
 単独での活動が主だが、新人カメラマン「ドロシー」の先輩としてコンビを組んでいる。意外と面倒見がいい。
 エステル達の冒険に様々な形で関わっていく。まだ20代らしいがタバコ好き。王都での禁煙ブームで肩身の狭い思いをしているらしい。酒は好きだが強くない。

 今回は事件は追うものの、肝心の現場に居る事が少なく、後手後手に回る事が多かった。それでも後半ではちゃっかりエステル達に動向するなど抜け目が無い。
↑UP

■ノバルティス博士
 《身喰らう蛇》の《蛇の使徒》の一人で、結社の技術部門《十三工房》を率いている。劇中に登場する機械人形はすべてそこで開発されたモノ。

 ヨシュアいわく、得体のしれない人物。
↑UP

■ハロルド・ヘイワーズ & ソフィア・ヘイワーズ
 レンの両親を模した人形で、レンが操っていた。目的はエステル達に会う事、そして油断させる事だと思われる。子供の一人旅も注目されるだろうから、その隠れ蓑に使った、という事だろう。
 実在の人物と顔が似ているかは定かではない。

 また、現在本人達がどうしているかは不明だが、大使館での口ぶりでは、クロスベル自治州の貿易商という職業は変わっていないようである。(レンが親元を離れて5年も経っているのに、情報が更新されていないはずはないだろうし)

 最後は用済みとなったために、レンに壊された。
↑UP

■ハンス
 ジェニス王立学園の生徒にして生徒会副会長。人当たりのいい青年で、どこにでもいる普通な印象がある。ヨシュアともマブダチになっていた。
 しかし副会長なだけあり優秀。一通りなんでもできるようで、学園劇では脚本、演出を兼任している。フェンシングの大会で準優勝。優勝はクローゼ。
 学園祭では、見学にいけない自分のために「美人で背が高くて、大人の魅力を備えたお姉さん」をヨシュアに注文していた。

 ヨシュアの一番の友人である事に変わりが無く、落ち込む彼を救う言葉をかける場面も。エステル以外で一番自然に話せていた事からみると、もしかしたら、エステルの次に彼を救えた人物なのかもしれない。
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■ヒルダ夫人
 リベール城で女王の身の回りの世話をするメイド頭。メイド頭というよりも執事に近しい関係らしい。仕事には厳しく、対応にもメリハリがあり、ただ強いだけの兵士では太刀打ちできない迫力があるが、人に接する態度はとても柔らかい。
 フィリップさんと古くからの知り合いで、デュナン公爵に付いている彼を見て「苦労を背負い込んでいる」と漏らした。
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■フィッシャー
 「釣公師団本部」の総帥。別名<釣り男爵>とも呼ばれる元貴族。資産を投げ打って釣り協会を立ち上げた真の釣りバカ。(いくらなんでも限度があるだろうに…)
 本当に釣りの事しか考えておらず、武術大会もまったく興味なく、王都繚乱での往行封鎖や、女王のピンチでも「釣りができない事」を怒っていた。怒ってる方向性すら釣りが基準。ある意味、例の組織より手ごわい。
 本部以外に支部があるのか激しく謎。
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■フィリス管理人
 遊撃士の訓練場ル=ロックルの山荘の管理人さん。とても愛嬌があり、ご飯がおいしいとの事。語尾にハートマークをつけるのが特徴。

 考えてみれば、彼女は訓練生が来るたびに「あの役」をやってるんでしょうね。楽しんでますし。
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■フィリップ・ルナール
 デュナン公爵の育ててきた教育係兼、執事。

 執事としては優秀だが、結果として甘やかして育てたせいで、世間を困らせるバカ者が出来てしまった。行き過ぎたワガママに声を上げることもあるが、効果が無い。

 元王室親衛隊の大隊長で、当時は「鬼の大隊長」と呼ばれる恐ろしく厳しい人だった。しかし20年前に退役し、デュナン公爵の執事となる。この変わりようは何があったのか?
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■ブルブラン
 《身喰らう蛇》の執行者 10 《怪盗紳士》 ブルブラン。

 ゼムリア大陸でも有名な盗賊で「怪盗B」を名乗っており、自身の美学により様々な盗みを働く愉快犯的な人。標的とした相手に、ただ困るだけの試練を与え、その姿を見て楽しむという悪癖がある。もちろん行動自体は嫌われている。(いろいろな人に)

 劇中では、クローゼの意思に気高さに魅力を感じ、オリビエの愛に対立した。後にエステルに「変態仮面」呼ばわりされる。

 ルーアンでの蜀台紛失事件では、エステル達が謎を解く速度が早かったせいか、準備が間に合わずに失敗するところだった。その時は自分の準備不足に「申し訳ない」と謝るなど、かわいい面もある。変装が得意。

 リベールでの作戦に加わった理由は、「希望」を盗む事らしく、必死で抵抗するその姿が美しいとか言っていた。しかしその傲慢さごと叩きのめされ、手を引く事となる。
関係者:  ヴァルターカンパネルラルシオラレオンハルトレンワイスマン
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■ポーリィ
 マーシア孤児院の子。語尾を「〜〜なのー」と伸ばして話す事が多い。見た目同様、かなり幼いようで、どう見ても《百日戦役》以後、戦争とは関係ない理由でやってきたものと思われる。
 性格はおませさん。(レンみたいなところもある) ヨシュアを唯一「ヨシュアちゃん」と呼んでおり、やっぱりヨシュアがお気に入り。

 劇中では案外おもしろい役柄で、FCではレーヴェを見かけたり、SCではブルブランの幽霊を見かけたりと、なにかと発見する場面が目立つ。しかもよく観察しており、見たものの特長も覚えている様子。
 しかしどちらも本人には興味がないため気にしておらず、聞かれなければ言わない。FCでもSCでもクラムに「なんで言わないんだよー」とつっこまれていた。

 また、若干ながら運動おんちのようで、FCでは他の子供達と遊ぶのにテンポがあわせられず苦労していた模様。

 あれ? もしかして孤児院の子供達ではクラムと共に専用グラフィック?

 そうそう、普通の子と目の付け所が違うのもそうなんだけど、なんだか趣味まで妙な子で、小説『人形の騎士』を聞いて興味を引いたのは、主役と敵の戦いでもなく、主人公と姫の恋でもなく、「主人公の師匠の爺さんのシブさ」だった……。なんだか惚れそうなキャラ。
関係者:  テレサ院長クラムマリィダニエル
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■マオ婆さん
 エルモ村で温泉宿を経営する肝っ玉婆さん。若い頃にカルバード共和国からやってきた。
 エステルのバカ騒ぎでは、「女は(肌を)見せて綺麗になる」とゾクリとする言葉を発してくれた。さすが枯れる程に女だと言う事が違う。
 ティータのお婆ちゃん的存在でもあり、孫のように思っている。ラッセル博士の幼馴染み。
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■マードック工房長
 ツァイス工房の総管理者であり、ツァイスの代表者でもある人。

 ラッセル博士の実験やら研究の度に、様々なトラブルを喰らい、市民からの苦情までも受け付けている。工房自体も忙しいらしく休みを取っておらず、ストレスも貯まっているらしい。
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■マリィ
 マーシア孤児院の子。何かと先走るクラムのフォローをしたり、大人達の話し合いなどにも気を配ったりもする賢い子。見たところ、孤児の四人の中では年長で、クラムと同じ位の年齢らしい。
 孤児院の事件では、子供ながらに気を回してくれた。ちゃんと年上の人への敬語を使えるのが偉い。

 今回もお姉さんぶりを発揮していたが、ケビンに聞かせてもらった「人形の騎士」の物語では、恋する姫様にお熱だった。小さくてもちゃんとレディである。

 劇中では、ポーリィが見た『白いオジチャン』の件で説明ができないポーリィに変わり、エステル達にわかりやすく事の顛末を話してくれるなど、とにかく賢い。しかしまあ、相変わらずクラムにツッコミを入れるような微笑ましい場面が多いのがこの子らしい。
 
 また、マノリア村のルシアちゃんと年代が近いせいか話が合う模様。
関係者:  テレサ院長クラムポーリィダニエル
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■ミーシャ・クロスナー
 今は亡きアガットの妹。百日戦役の折、エレボニアの焼夷弾によって命を落す。快活で、意思の強さを持った娘さんだったらしい。
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■ミリア 先生
 ジェニス王立学園の先生。担当は自然科。学園祭気分に気を抜いた生徒を見て、抜き打ちテストを考えていた。

 ハンスいわく、「冷たいフレームの奥に隠れた素顔にもトキメキを感じる」らしい。
 同僚のウィオラ先生と、期末テストの平均点を競っていた。結局負けはしたが、生徒の頑張りを誉めている。
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■ミュラー・ヴァンダール (28)
 エレボニア帝国大使館の駐在武官。【帝国軍第七機甲師団】の少佐殿。

 職務に忠実でその言動は「堅物」と言っても過言ではない。しかし、行動を共にし、また、友人でもあるオリビエに対しては、いつも煙に巻かれており、その突拍子のない行動に手を焼いている。
 立場は中立だが、どちらかというとエステル達に味方してくれる人。しかし職務に関わる大事となると、一切の手加減はしない。ヨシュアとカプア一家が「山猫号」を奪取する際も、とんでもない強さをみせた。
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■メイベル市長 (21)
 ボースの市長。兼ボースマーケットのオーナー。20代そこそことは思えない手腕で商業都市を支える。
 本人いわく、「父親の死後、全権を引き継いだ」との事だが、幼い頃から商売人として育ってきただけあり、タダモノではない商才を持つ。また、人当たりもよく、カリスマもあるため市民から広く支持を得ている。
 メイドのリラさんは「破天荒なところがある」と言い、その行動力にしてやられている。
 軍のモルガン将軍とは父の代からの顔見知り。

 ボースの災害時には、自身もかなり動揺していたが、慌てる事無く冷静な対応で市民を救っている。ラヴェンヌ村への支援も早かった。
 後に起ったリベール全土の災害でも手腕を発揮。ルーアン新市長のおそまつな対応と比べると、比べ物にならないほど手際が良かった。間違いなく英雄伝説6での女傑といえる。
 また、リラに関する件でも、思いやりに満ちている場面が彼女らしい。小さい頃はオテンバだったとか。
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■モルガン将軍 (62)
 王国軍の中心的人物として軍部を支えている。情報部クーデター時にはハーケン門に駐留させられていたが、現在ではカシウスにその座を譲り、その支援をする立場になっている。
 過去カシウスが軍を去った事で遊撃士を嫌っていたが、カシウスが戻ってきた事、彼の事情を知った事、そして遊撃士達の活躍を鑑みた事で、次第に協力体制を取るようになった。
 劇中では【百日戦役】での戦闘指揮を悔いる場面や、アガット達のような戦争の犠牲者を悼む場面がみられた。毎年、ラヴェンヌ村の慰霊碑に花を捧げてるようである。

 見かけの年齢のよらず毎年「武術大会」に出場していたらしく、前々回ではかなり活躍すたとの事。ついでに、唯一彼が頭があがらないのは奥さん。
 ちなみにメイベルとは、彼女の父親と友人だったため、昔からの馴染みである。
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■ユーゲント皇帝
 エレボニア帝国の皇帝。
 詳細は不明だが、現在のところ不戦協定にも賛同している。
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■ユーディス
 アリシア女王の一人息子にして、クローディア姫の親。

 劇中15年前にカルバード沖の海難事故により夫妻共に死亡している。カシウスとは友人であったとか。
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■ユリア・シュバルツ大尉 (27)
 王室親衛隊の中隊長。前回の情報部クーデター後に大尉へと昇進した。

 基本的な行動は変わらず、王室に危険ありと判断すれば独断でも動き任務を果たす。実質の親衛隊のトップとして動いている人。

 忠誠心があり、思慮深い好人物。今回の情報部暗躍ではその野望を阻止すべく、自らも戦闘に加わった。
 また、レイストン要塞においてカシウスとの試合をし、かなりの腕前を見せている。昔、カシウスには剣術の基礎を教わったとか。基本は独力だそうだ。

 毎年、「武術大会」に出場しており、女性よりの黄色い声援を受けているとの事。現在ではおっかけもいる。人気が出た背景には、暴漢をこらしめたという逸話があるのだが、本人は到って気にした様子が無い。たぶん気づいていない。
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■ちびヨシュア (11)
 とある命令で、カシウスに戦いを挑み、子猫のようにあしらわれたヨシュア。鋭い目つきをしているものの、エステルには少しもかなわなかった。
 ちびヨシュアは「軽くいなされた」と言っていたが、カシウスいわく、かなり苦戦させられたとの事。
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■ラッセル博士 (68)
 リベールに導力革命をもたらした導力学者。オーブメントを発明したエプスタイン博士の直弟子で、リベールのオーブメント技術の基礎を確立した人物。元ツァイス工房の工房長をしていた事もあるが、現在は自宅での研究にいそしんでいる。
 幼馴染みのマオ婆さんによると、「昔から研究の事しか頭になくて、放っておいたらどこまでも自堕落に過ごす」……との事らしい。

 天才らしく、熱中すると周囲が気にならなくなる性分。また見たままを直感的に表現するらしく、エステルを「触覚」と言ったり、アガットを「ニワトリのトサカ」と言ってたりもした。
 本名は「A・ラッセル」というらしいが、Aはなんと読むのか明かされていない。

 今回もその頭脳を遺憾なく発揮し、様々な面での技術支援を成しえている。今回の大事件が解決したその半分以上の功績は彼にあるといえる。
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■リアンヌちゃん
 モルガン将軍のお孫さん。

 王都騒乱時には行方不明になり、個人的に30分以上探させていただき、なんともハラハラさせていただいた。
 劇中は一時人質となって殺されかけ、個人的に激怒したが、解決後の本人は至ってノンキ。人の気も知らないで・・・。
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■リシャール元大佐 (34)
 本名「アラン・リシャール」。元・王国軍情報部の責任者。

 リベール国の自主独立が他国に脅かされている現実を憂い、クーデターを起してでもリベールを守るという手段を取った。
 それは師であるカシウスが軍を去った事で不安が増したのが原因だったのだが、遊撃士に諌められると共に、《身喰らう蛇》に利用されていた事を知る。

 現在は罪人として服役中。先の行動を心から悔いており、ただひたすらに罪を償う事を望んでいるようだ。
 謀反人となった今でも国民に人気があり、クーデターにしても、それなりの事情があったのではないか、という世論が比較的多い。

 後にカシウスの命令によって女王の身辺警護をする事となり、その実力で見事に《身喰らう蛇》の執行者達を退けている。カシウスにとって、彼は犯罪者ではなく、信頼に値する切り札だったようだ。
 事件解決後の詳細は明らかではないが、カシウスが再度退役した事からすると、なんらかの形で軍に復帰したものと推測される。
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■リラ (20)
 ボース市長メイベル専属のメイドで、身の回りの世話をしている女性。余計なことは話さない無口、というか職務に忠実な性格。押しが弱いわけではないが、メイベルの行動力に押されていつも振り回されている。

 本名を「レーニ」といい、10年前の《百日戦役》で両親を失ったところを、メイベルの父に救われて現在に至る。当時の写真(画像一番右)を見ると、快活にみえる彼女の性格までが変わってしまったと感じる。当時負った心の傷の深さが見えるようだ。
 叔母(母の妹)コルナとの再会を拒んでいたが、メイベルらの言葉により覚悟を決め、過去と向き合った事で、現在の自分の幸せを今一度感じたようである。コルナいわく、若くして亡くなった母にそっくりだとか。

 叔母は「レマン自治州」に住んでおり、そのうちメイベルと共に里帰りする予定だそうだ。
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■ルシオラ
 《身喰らう蛇》の執行者 bU 《幻惑の鈴》 ルシオラ。

 鈴を使った幻術が得意で、幻でありながら五感までも支配する力を持つ。何らかの理由で故郷に居る事ができなくなった彼女は、昔、サーカス団「ハーヴェイ一座」に身を寄せ、シェラザードを妹ととして接してきた。

 しかし、一座が運営費を賄えずに大きな借金を抱えてしまい、団長が自らの至らなさを痛感して悩んだ結果、貴族に売り渡そうとする。
 ルシオラ自身も、年齢が離れた彼に対して明確な愛を求めていたが、親子同然に暮らしてきた彼はそれを受けるわけにはいかず否定してしまう。(ルシオラも言う通り当然の判断)
 一座の大事を相談してくれなかった事、愛していた彼が離れてしまう事、それらの心の問題を、想いの深さゆえに自身で昇華できなかった彼女は、彼が手に入らないならば永遠に自分のものしよう、と団長を殺害してしまう。

 団長の死により一座が解散した後、妹分であったシェラザードを残して「やる事がある」と姿を消す。そして《身喰らう蛇》に加担した。
 ただ、彼女は「流されるように《身喰らう蛇》に〜」、と言っている事から、シェラザードと離れてまでやるべき事があったというより、自身の傲慢によりシェラザードの幸せまで奪ってしまった事で、一緒に居るべき資格がないと感じ、彼女と立場などの一切から逃げ出したかったのかもしれない。

 今回リベールに来た背景には、シェラザードがどうしているか心配だった、というのがその最たる理由だったらしい。
 最後は塔から落ちて生死不明となる。
関係者:  ヴァルターカンパネルラブルブランレオンハルトレンワイスマン
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■レイス
 ルーアン市の不良グループ《レイヴン》の幹部。頭も性格も軽い青年。
 3バカの中では唯一アダ名がない奴で、一人で口調が変。ヒャハハハ!……とバカな若者の象徴みたいな頭の悪いしゃべり方をする。

 技も独特で、脅して相手を攻撃、移動を不能にさせるなどゲームとしては実用的。
 後半で起きる事件において、率先的に街の力になっていた。(言い出しっぺはロッコのようだが)
 また、エステルに会うたびに「エステルちゃん」と言葉使いが違っていたので、彼にとってエステルは「好みのタイプ」だったのではないかと思われる。
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■レオンハルト
 《身喰らう蛇》の執行者 bQ 《剣帝》 レオンハルト。個人戦闘において右に出る者は皆無。通称レーヴェとも呼ばれている。(むしろレーヴェとしか呼ばれていない)

 《白面》のワイスマン教授と共に、《輝く環》の封印を解き放とうとしており、一時期はリシャール大佐の部下「ロランス」として行動していたが、現在では次なる作戦のために暗躍している。また、劇中では各執行者と連絡を取り合う場面もあった。

 彼自身、修羅の道を突き進むと公言しているが、民間人への被害は断じて避けるべき、と誓っているらしい。古竜レグナートを操った時も、街を襲ったわりに死者を出さないよう配慮していた模様。ハーメルのような惨事は二度と起したくない、という気持ちが根底にあるようだ。

 彼が《結社》に身を投じた背景には、《輝く環》の力を示す事により、国家やオーブメントといった後ろ盾を失った人間達の弱さを見せ付ける事、その先にあるべき人の可能性を見定めるために《結社》に協力するというものだった……らしいが、最大の理由は、カリンの忘れ形見であるヨシュアを見守るためだったようである。しかしだからといって甘くはなく、敵対したヨシュアに対し、兄として、信念を別つ者として、厳しく接した。

 また、ヨシュアだけでなく、レンの行く末も気にかけていたようで、ヨシュア、レンの心を救うきっかけを与えたエステルに礼を言う場面もあった。

 最後にはワイスマンが百日戦役を起した原因だという確信を得て、力を得たワイスマンの『絶対防御』を破壊するが、反撃により倒れる。

 余談だが、彼の剣はワイスマンの持つ杖と同じく《盟主》より授かった『外』の理によって作られた剣、との事。詳細は不明。
関係者:  ヴァルターカンパネルラブルブランルシオラレンワイスマン
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■レグナート
 1200年前のゼムリア文明崩壊より生き続ける古竜。リベールに眠る竜の眷族。

 ワイスマンに操られリベールを混乱に落し、リベール王国軍と空中戦を繰り広げる。そしてエステル達とも戦った。しかし伝承されている通りに「無限の生命力」を持っており完全に倒す事は不可能のようである。

 彼の意思疎通の方法は「念話」という精神に直接話しかけるもので、距離、範囲を問わず思った先に意思を伝えられる。
 20年前、眠りにつく時にカシウスが現れ、剣の道を極めるために戦いを挑んできたとの事。それ以来、友好な関係らしく、最終決戦後にはカシウスを背に乗せてエステル達を助けにきてくれた。

 《輝く環》の行く末を見届けるという《古の盟約》があり、人の決意を見定めるまで、言動や行動を制限されている。また、その場を見ていたわけでもないのに、その会話や顛末を知る能力があるようだ。
 余談だが、彼の使う古代アーツは「プレッシャーエクスプロージョン」。
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■レナ・ブライト
 今は亡きエステルの母。10年前の百日戦役にて、破壊された瓦礫(がれき)から我が子を守るためにその身を盾として庇い、命を落す。
 生前の彼女はとても優しく、包容力のある物静かな女性だったようである。

 また、この姿はエステル自身の思い出から作り出された姿だが、寸分の違いもないようだ。
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■レナ(場合により変更)
 微妙な筋に大人気! ほがらか触覚、売れ線ナンバー1とくれば彼女しかいない。
 元気のよさの中に、時折見せる少女の恋心。その純真無垢な無類の世間知らずは、多くのオカッパ男を魅了する。
 エステル達がグランセル城でアリシア女王に会うため、メイドに化けたときに使った偽名。もちろんお母さんの名前。
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■レン・ヘイワーズ (11)
 クロスベル自治州に住む貿易商ハロルドの娘。同行していた父親と母親は、彼女が操っていた人形で、実際の両親ではない。

 様々な執行者に技術を学んだ、と言っていたので、劇中でみせた「例のなぞなぞ」はブルブランのお遊びの真似をしたのかもしれない。手口がそっくりである。
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■殲滅天使レン
 《身喰らう蛇》執行者15 《殲滅天使》異名を持つ少女。エステル達の前に現れ行動を共にしながらも、カノーネ達を使い《ゴスペル》のテストを行っていた。

 5年以上前に親に見捨てられ(売られ?)、犯罪組織の実験体として扱われていたが、当時《身喰らう蛇》の一員だったヨシュア、レーヴェに救われ、そのまま執行者候補生として様々な技術を学ぶ。
 なお、どのような状況に置かれても自身を保つ事ができ、地面に染み込む水のようにどんどん知識を吸収できる天才少女で、他の執行者にも色々と教わったとの事。
 全ての作戦行動において万能で、戦闘能力はヨシュア以上と言わしめた。

 彼女はその才能の一つとして、人形を自在に操る能力を持っているが、中でも筆舌すべきは『ゴルディアス級機械人形兵器 パテル=マテル』を動かす事だろう。その巨体を自分の両親として、心の拠り所を得ているようだ。
 拠り所というと、執行者の中ではレーヴェ、ヨシュアが好きで、作戦を成功させるのはレーヴェに誉めてもらえる事が嬉しかった、という理由が大きい。レーヴェに頭を撫でてもらい喜んでいる場面もあった。
 ワイスマンに「エステルのせいでヨシュアが《結社》に戻らない」と聞いて、当初はエステルを殺すつもりだったようだ。彼女にとって、それだけヨシュアもお気に入りだったという事だろう。

 元来の押しの強い性格とその圧倒的な力を持った事で、自分の思い通りにならないモノは許せない、という歪んだ人格が育ちつつあり、お気に入りであるヨシュアでさえも、気に入らなければ殺そうとする。
 しかし、エステルと出会い叱られた事で、立ち直るきっかけを手に入れた様子。今後の作品での活躍を期待したい。
関係者:  ヴァルターカンパネルラブルブランルシオラレオンハルトワイスマン
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■ロッコ
 ルーアン市の不良グループ《レイヴン》の幹部。キレやすく、付いた仇名(あだな)が「ニトロッコ」。
 劇中では3バカの一角としてダメ悪役として活躍。エステル達にボコボコにされた。
 話し方を見ていると、3バカの中ではどちらかというと知性的な方らしい。しかしまあ…アダ名をみているとそうも思えないけど…。

 毎回何かするごとに、アガットを始めとする遊撃士にコテンパンにされ、自分の身の程を知っていく。そして自身が何もできず、持っていない事へのジレンマを抱えていったらしい。劇中でも、一人素振りをして鍛える場面があった。
 後半で起きる事件において率先的に街の力になったのは、彼が言い出したこと。
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■ロランス・ベルガー少尉
 王国軍情報部に所属する特務隊隊長。《輝く環》の封印解除を成し得た事で、その任務を終える。

 詳細は「レオンハルト」にて
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■ワイスマン教授
 本名「ゲルオグ・ワイスマン」。《身喰らう蛇》の《蛇の使途》の一柱であり、《白面》の二つ名を持つ男。星杯騎士団からは「最悪の破戒僧」と呼ばれていた。

 元々は七耀教会で信仰を深めていたが、《身喰らう蛇》の《盟主》と出会い、崇める対象を変える。(そのために破戒僧と言われているようだ)
 《盟主》への絶対的な忠誠心により、その「予言」を指針として行動する。今回の事件もある程度は予言という形で指示があったようである。

 他人の弱みを握り、高みから思い通りに自体を動かす事が得意なようで、百日戦役を画策した張本人。他人を操る事を研究しており、ヨシュアの壊れた心もその研究の成果である「術式」によって構築した。
 最終決戦では、レーヴェに「悪趣味というより病気」とまで言われている。

 今回起った全ての騒動の根源である人物で、『福音計画』と称して《輝く環》を封印から解き放ったわけだが、その目的は、

 様々な小事により翻弄される、うつろいやすい人という者達が、このまま技術に頼る歴史を重ねれば、古代文明の二の舞となってしまう。だから、さらなる高みへと成長しなければならない。そのためには《輝く環》の力で、人が立ち向かうべき現実を突きつけ成長を促す(もしくは試す)」──という理念によるものだった。

 しかし、エステルやヨシュアによって、「人と人との絆」を物理的にも精神的にも完膚なきまでに見せ付けられ、また、《輝く環》の突然の消失にうろたえ、逃げ出すものの、最後はケビンに始末された。
 かなり余談ではあるが、対決時のパーティメンバーにクローゼ、ジョゼットが居た場合、彼の理屈うんぬんは”乙女パワー”なるものに屈した事となる。彼の語る細かい理論など関係なく、恋する乙女の力にはセプト=テリオンすら太刀打ちできないという事も証明してしまった。(笑)

 彼の持つ杖は元々《盟主》より授かった品で、レーヴェの剣と同じく『外』の理によって作られたもの。カンパネルラが最後に杖を回収して去った事から、かなりの重要な品であることが推測される。

 余談だが、組織内での地位は高かったようだが人望がなく、作戦に参加した執行者の誰一人として最後まで付き合おうとしなかった。(本人もあまり気にしてなかったようではあるが)
関係者:  ヴァルターカンパネルラブルブランルシオラレオンハルトレン
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