英雄伝説6SC・遊撃士

英雄伝説6 : 遊撃士


■こちらは英雄伝説6FC&SCを総合した遊撃士の紹介コーナーです。SCで追加された事実は「この色」で追記されています。なお、多少のネタバレ要素を含みますのでご了承ください。

ロレント支部 ボース支部
ルーアン支部 ツァイス支部
グランセル支部 所属不明 TOPへ戻る

ロレント支部・遊撃士

 優秀な人材が多い支部。主にカシウスとその弟子で構成されている。また、酒豪が多く、酒関係ならば右に出る支部はない。

■アイナ
 ロレント支部の受付。シェラザードの友人で酒飲み友達。酒豪ランクS。
 劇中ではオリビエ相手にシェラ姐以上の恐怖を与えていた。
 ルーアンにある「アイナ街道」とは関係ないらしい。

 とある仕事では、一目惚れされて「酒飲み勝負」を持ち込まれたりもしたが、いくら飲んでもまったく効かなかった。顔にすら出ない。うわばみ、とは彼女の事をいうのだろう。


■カシウス・ブライト (45)
 大陸に名を馳せる英雄であり、またブレイサーとしても名高いおじ様。エステルのパパで、冗談も通じる気さくな人。他人を惹く魅力を持つ素敵な殿方。
 男手一つで子供を養ってきた。しかし娘さんの性格は誰に似たのか謎である。エステルいわく、不良中年。酒豪ランクB。

 非公式のSランクには、劇中5年前の「カルバードでの事件」を解決した事で受けたとの事。その時の件でジンさんは借りを作った、と言っていたようだ。
 なお、劇中では帝国での「猟兵団」がらみの事件を解決していた模様。帰ってきたらクーデターになってたので、グランセル地下遺跡区画に直行した、という事らしい。

 また、SCでは混乱の極みにあった軍部を建て直すため、一時的に軍に復帰。その手腕を振るい、遊撃士との連携にも大きく幅を利かせる。
 どの場面でも先手先手を打つお手並みは相変わらずで、最終的にはオイシイ場面も逃す事が無い。


■シェラザード・ハーヴェイ(23) 七耀暦1179年5月14日
 ロレント支部の遊撃士。有望な若手で、「銀閃」の二つ名を持つ。劇中では正遊撃士ランクC。Bへの昇格話も持ち上がっている。
 ロレントをメインに活動しているが、売れた名のおかげか、他支部へ出向くこともあるらしく、その間の処理は全部後輩のリッジに押し付けている。

 出身国は不明。7歳位まで街のスラムで貧しい生活を送っていたが、サーカス巡業を行っている「ハーヴェイ一座」に拾われ、その後、踊り子として加わる。その頃に、エステルをきっかけにブライト家と知り合う事となり、一座が解散した後、頼る事となった。
 遊撃士の研修時には剣を使っていたらしいが、今、鞭を使っているのは、小さい頃から身近な武器だったから、との事。
 酒豪ランクA。底なしで、酔うと暴れるし騒ぐし脱ぐらしい。ヴァレリア湖畔で悪酔いして「駄々っ子モード」に入っていたが、色々なモードがあるとの事。

 今回の彼女は、妹分のエステルを励ます事が多く、何度と無くエステルを勇気づけた。また、彼女自身の問題として、《身喰らう蛇》に身を投じた姉的な存在であるルシオラについて悩む場面が多かった。


■リッジ
 ロレント支部の遊撃士。シェラザードの後輩。シェラザードがいつも何かにつけて抜けるので、その間の仕事は全部任されている。
 しかし、その口ぶりはシェラを師として崇めているらしく、仕事を押し付けられても(それほど)文句もいわない。とても仲がいい。
 遊撃士になって3年目、と本人談。酒豪ランクE。全然飲めないらしい。
 SCでは「マルガ鉱山」での護衛という任務で、敵の出現を一人残って食い止めるなど、遊撃士魂をみせていた。
 しかし常に辛勝な態度を取っているため自身の無さを抱えているらしい。アガットも、「実力はあるのだが、自信が伴わないため上のランクにいけない」と言っていた。


↑UP


ボース支部・遊撃士

 そこそこ手練の遊撃士を抱える支部。エステル達が訪れた頃はこまごまと忙しかったようだが、武術大会ごろには落ち着いたのか、2名も出している。

■ルグラン爺さん
 ボース支部の受付。よく気が利く。カシウスとも知り合いで呼び捨て。

 好々爺なのだが、それゆえに特徴らしい特徴がなく、けっこう忘れられる人かも。

 10年前のエレボニアとの戦争まで、グランセル支部で受付をしていたが、戦争終了後にボースへとやってきた。(たぶん、戦争により一番打撃を受け混乱するボースを立て直すために、熟練した人が必要だったからだと思われる)


■アネラス・エルフィード(18)
 シェラザードの後輩。口調に特徴があり「〜だね」、「がんばってね、新人君」などフレンドリー。また性格もサバけている。ただしシェラ姐への敬語は欠かさない。
 外見に反して実力者で、グランセルの武術大会にもわざわざ出向いている。必殺技「八葉滅殺」やアーツを使う魔法剣士。
 本人は、剣の道を極めようとしているらしいが、まだまだ精進中、との事。

 また、ボースの空賊探索事件でエステル達が掴まったとき、知らせてくれたのは彼女。やはりその辺りは正遊撃士として頼れる部分がある。

 遊撃士ランクはFで、新人のエステルと共に遊撃士協会訓練所に出かけ技を磨く。その後はクルツ達の遊撃士チームに加わり、各地で起る事件を解決していた。

 訓練場から帰ってきた後に、エステルを友人であり、遊撃士としてのライバルとして、技を競い合おうと誓った仲であり、共闘する事を楽しみにしていたが、クルツ達と共に《身喰らう蛇》について調査を行っていた事から、出会う事もあまりなかった。
 しかし、後に起る「ジェニス学園の事件」では、再びエステルと合流し共に事件に挑む場面も。


■グラッツ
 FCでは「運送の護衛」の仕事を主にしている時にエステル達に出会う。その後開かれた武術大会では突撃隊長として活躍いた。
 性格はあんがい穏やかで、頼りがいのあるお兄さん、といったところ。

 剣士を主体とする技の使い手で、一撃必殺剣「グラッツスペシャル」、範囲攻撃「旋風剣」などの技を使う。ジンさんとの対戦前に手合わせする事に燃えていたが、身の程を叩き込まれた模様。

 SCでは、エステル&アネラスが修行するル=ロックルの訓練場で芝居を打ち、敵役を買って出た。
 その後はクルツ達の遊撃士チームに加わり、《身喰らう蛇》の調査をしていたが、敵の術中にはまり、操られてエステル達と戦う場面もある。彼自身も成長しているようで、様々な技を使いこなしていた。
 「ジェニス学園での事件」でエステル達と協力し、事件解決へと導く。


■スティング
 ボース支部の遊撃士。雰囲気からしてデキる人なのだが、無口なせいか影が薄い。覚えている人がいたら奇跡。
 シュラザードが見習いの頃に出会った事があるらしい。彼女いわく「相変わらず無愛想」。しかしヨシュアが言うように、その実力は高いらしい。
 FCでは外見がクルツと同じだったため、新規で専用グラフィックとなった。全然、大したキャラでもないのにね。


↑UP


ルーアン支部・遊撃士

 観光地であるため警備が大変で、しかも不良グループ《レイヴン》にも手を焼かされて、慢性的な人手不足。また、エステル達が訪れた時はまさにシーズン真っ最中で、アガットにも応援を求めていた。

■ジャン
 ルーアン支部の受付。とても人当たりの良いお兄さん。融通が利き、仕事もできる。エステル達を学園祭に参加させるという気の利いた配慮もしてくれた。
 ルーアン支部は少々人員不足らしく、エステル達が旅立つときに悩んでいた。

 SCで登場したときは、シーズンoffという事もあり、前回訪れた時よりも多少は穏やかだった。


■カルナ
 ルーアン支部の遊撃士ではあるが、クルツの選抜チームで行動をする事が多い姉御肌のお姉さん。
 導力銃とアーツをあわせて使う後方支援型の遊撃士で、戦力はかなり高い。しかしFC劇中では、重要な護衛を失敗していた。まあ確かに遠距離戦主体の人なのだから仕方ないかも。

 また、グランセルでの武術大会でも出場。女王誕生祭では、アネラスとシェラ姐にススメられて、柄に似合わず貴金属を選ばされていた。
 FCにおいてエステル達がルーアンに来る前、不良グループ《レイヴン》の3人をこらしめたらしい。カルナさん自身は語ってないが、あの3バカが最初に会ったときに言っていた。

 SCでは、エステル&アネラスの訓練に参加し、芝居を打って戦う場面もあった。彼女達を「仔猫」と称して遊んでいた模様。
 その後はクルツ達の遊撃士チームとして、《身喰らう蛇》の調査をしていたが、敵の術中にはまり、操られてエステル達と戦う場面も。
 後の「ジェニス学園での事件」でエステル達と協力し、事件解決へと導いた。


■メルツ
 ルーアン支部の準遊撃士。語尾にかならず「〜っス」と付ける口癖がある。元気が有り余っている人、との他評。
 エステル達はルーアンにつく前に、「護衛の依頼」という仕事でクローネ峠の関所で会っている。依頼人を引き渡した相手が彼。一人でクローネ峠を歩けるんだから、そこそこ腕は立つらしい。

 「入れ歯の捜索」らしきクエストで、海に飛び込んだらしく風邪を引いていた。風邪を治すには食べるのが一番、だそうだ。

 SCではカルナさんがほとんど不在のために、実質1人で仕事をしていたが、「マジつらいっすけど平気っス」などと微妙に後ろ向きなセリフをいう事もあった。


↑UP


ツァイス支部・遊撃士

 一見仕事がなさそうだが、ここも人手不足。そのかわりキリカの手腕と、玄人正遊撃しグンドルフが引っ張っているらしい。

■キリカ
 ツァイス支部の受付。カルバード共和国の出身で、ジンとは知り合い。
 エステル達の行動の先の先を常に予測し動いている。その雰囲気は達人を思わせる。
 武術《泰斗流》を受け継ぐ武闘家「リュウガ」の娘で、父の死を境に諸国を巡り、2年前からツァイスの受付として落ち着いた、との事。《身喰らう蛇》のヴァルターとは昔、恋仲だったらしい。
 彼女自身も恐ろしい程の実力者で、エステル達が苦労した異次元回廊をたった一人で制覇してしまうほど。武器は「偃月輪(えんげつりん)」。


■グンドルフ
 ツァイスの正遊撃士。口ぶりからすると、ツァイス支部のまとめ役らしく、新人ウォンにも頼りにされていた。軍から直々に呼び出しがあるなど、結構な実力者らしい。しかも専用グラフィックだ。
 アガットと古くからの友人で信頼しており、彼の無茶な行動に色々と気をもんでいる。アガットが請け負えない細々した仕事は自分が請け負うと語っている。また、彼が寝込んでいた時には随分心配していた。

 SCでも相変わらず軍部と連携した仕事が多い様子。リベールでの大異変時には各施設の見回りをしていた。


■ウォン
 ツァイスの正遊撃士。まだ新人らしいが、落ち着いた感じの人ではある。武器屋でどんなタイプのモノがいいのか選んでいた。お金がないので悩む、との事。
 名前からみると、カルバードの出身なのかもしれない。

 グンドルフが大きな視野での仕事をしているため、彼がツァイスの一般的な仕事をしている模様。


↑UP


グランセル支部・遊撃士
 リベール最大の都市なはずなのに、専属遊撃士が一人もいないオカシな支部。物語が混乱するので出さなかった?

■エルナン
 グランセル支部の受付。頭脳明晰で指揮力もある優秀な「受付」。
 「邪の道は蛇」の名の元にさまざまな裏街道をつっ走っているらしい。とても誠実そうなのだけど、それだけに裏の顔がありそうでイヤ。

 今回も冷静沈着な対応が頼もしいが、敵の術中にはまり眠らされた事も。


■クルツ・ナルダン(29)
 A級遊撃士で、実質はリベール王国でカシウスに続くbQの実力者。遊撃士としてもリーダー的な存在として行動している。劇中では、グラッツらを率いて《身喰らう蛇》についての調査を行っていた。
 しかし、なにかと不覚を取るシーンが多く、活躍というイメージには程遠い。基本的に脇役。

 彼の使う「方術」は、カルバード出身の祖父から学んだもの。祖父がリベールへと移住した事で、彼も家族と共にやってきたらしい。


■????
 登場しないがいるらしい人物。FCでエステル、ヨシュア、シェラザードがロレントを出発する時、アイナさんが人手不足を解消するために「グランセルから応援を呼ぶ」と言っていた。
 それがクルツだった可能性もあるが、各支部2名づついるのだから、もう一人いても不思議ではない。クルツも年中仕事でグランセルにいないわけだし。


↑UP


所属なし&未定・遊撃士


■エステル・ブライト(16) 七耀暦1186年8月7日
 果てしなく前向きで、一度決めたら一直線。ヨシュアの家出に際しても、歳相応の苦悩はみせるものの、最後にはかならず前を向き、諦める事が無い。
 父カシウスのような人に活力を与える強さではなく、他人を照らし、輝かす事ができる性格。そのため、グループリーダーとして動く事が多い。

 また、相変わらず直情的な部分はあるものの、FCに比べて遊撃士としても成長し、あらゆる面で頼もしい。最後はラスボスすら言い負かす程。

 趣味は相変わらず釣りとスニーカー収集。劇中でも釣りを楽しむ場面や、スニーカーへのこだわりをみせていた。


■ヨシュア・ブライト(16) 七耀暦1185年12月20日
 劇中の5年前にブライト家に居候し、そのまま養子となった少年。元々、《身喰らう蛇》の《執行者》 13「漆黒の牙」という肩書きを持っていた。
 その能力は隠密行動、集団戦闘に特化されており、その2点に関して追求すれば、どの《執行者》にも遅れを取る事は無い。

 《身喰らう蛇》よりの命令でカシウス・ブライトに勝負を挑み、倒されて保護される、という経緯を持つ。しかし実際はカシウスの動向を探る暗示をかけられており、無意識のうちに逐一の報告をしていたらしい。
 それを知った彼は、エステルや周囲の人達に迷惑がかからないように家出する。その後、カプア一家と協力し《身喰らう蛇》の行動を潰していた。

 その際、本人は遊撃士をやめたつもりではあったが、籍が抹消されたわけではなかった。


■アガット・クロスナー(24)
 所属を持たない《重剣のアガット》という二つ名を持つスゴ腕遊撃士。一匹狼的な性格で、他者を寄せ付けない雰囲気を持つ。普段は一人で行動しているが、実際組むと意外と面倒見がいい。頼れる人物。
 シェラザードとも顔見知りで、互いにその実力を認め合っている。

 ボース地方ラヴェンヌ村出身。ルーアンで不良グループ《レイヴン》のボスをやっていた時期に、カシウスにスカウトされた。(過去の「百日戦役」において妹ミーシャを失い、それで荒れていたらしい)
 工房都市ツァイスの事件に関わったことで、ティータに出会い、その姿を妹に重ねているせいか、他者に比べてかなり対応が甘い。

 《剣帝》レーヴェに痛いところを指摘され落ち込んでいたが、ティータの献身により様々な事実と弱さを認識し、人間として成長した。
 また、ミーシャがくれようとして命を落した時のペンダントを今でも大切に持ち歩いている。


■ジン・ヴァセック(30)
 東方の国カルバードの遊撃士。武術(ウーシュウ)の道を志す巨漢。気さくで頼れる兄貴といった感じのオジ・・・お兄さん。
 リベールでの武術大会に出るためにやって来た。

 「A級遊撃士だが下の方」といっているが、A級自体全部で20名程しかいないらしい。彼もそれに見合う実力を持っており、相手の動きで力を見極めたり、実力を見抜いたりする。戦闘以外でも演技までできるという、本当に頼れるオジさ・・・お兄さん。

 元々、武術《泰斗流》を受け継ぐ武闘家「リュウガ」の2番弟子だったが、一番弟子ヴァルターと師の「仕合」(試合)によりリュウガが果てた事を境に、その後に遊撃士となる。劇中、ヴァルターの知る事実を前にし、色々と考えていた様子。

 また、過去カルバードで起きた事件でカシウスに借りを作ったという事で、エステル達に手を貸す。SCでもその事件が語られる事はなかった。


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