Act.21: 「第7話 遠い炎群」
煉獄……、ケビンの心を強く反映したこの世界。だとするなら、これまでの星層も同様であった通り、人の想念を取り込む事で作り上げられた。
それぞれが思い出深い場所が反映された事で、いつか行った場所が再現される事となった。……だったら、普通のダンジョン自体はなんだったのだろう? 最初から各個人に関わった未知の土地が出てくれば良かったのに。
それは仕方ない。ファルコムさんの都合という想念さえも取り入れてしまったのだから。
でも、山場なだけあって盛り上がってますな。過去の亡霊が現れた事で、彼自身が罰を受ける姿は悲しいものです。……とりあえず、七十七の悪魔全部が出てこなくて良かったですよ。
……また、出てきたよこの人。彼の真の目的がどこにあって、何を求めていたのかもハッキリしました。劇中での彼は、一応は自分も楽しんでたとはいえ、盟主の指示で動いてた部分が多かったからねぇ。
感情の一切を捨てて《聖痕》を扱う事ができる者、《超人》ですか。面白い話ですな……また今回もうろたえてましたけど。
相変わらず口が過ぎた事が災いして自滅。頭が良くてもカシウスのように『本質』という理が見出せない。だから負けるのですよ。
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