フィールドってさぁ、ノア達の状況と心境を反映してるんじゃね?
最初は、草木も生えてない死体しかない地獄みたいな場所から始まって彼らの境遇を示し、次のコロニー9周辺の平原もキレイというより色素の薄い広いだけの場所。これも彼らの人生には、色のない世界である事を示していて、さらにヴァンダムさん達と出会う場所なんて赤の血の色みたいなところで、若者たちが殺しあっている救いのない戦場。
で、旅立った最初の平原は緑の鮮やかな世界。旅立ちの新鮮な気持ちと希望、だけど、得体のしれない巨大なザコ(LV80)が歩き回るという旅の先への不安を残す。
さらに次は砂漠で、味方の軍にバケモノと呼ばれて追われるという、希望ではなく、やっぱり不毛な世界を描いている。だからBGMもそれに合わせて、序盤は大人し目な曲になってるんじゃなかろうか? ストーリーこそメインだから。
でも、あとで出てくる海は、「未来は自分で選ぶ事」を言われたすぐ後でして、いざ海に出ると無限の広さを感じる。未来への可能性を大海として表しているんじゃないかなぁと感じた。BGMも美しいので好き。
まあそういうわけで、BGM大人しいけど、ストーリーの添え物を強く意識しているから弱い、という相応の理由があるんじゃね、という戯言。その分、バトルでは文句なしで盛り上がるからね。曲作った人が枯れたわけじゃないと思う。
|